3月3日放送
『なかじましんや 土曜の穴』のゲストは
俳優の 遠藤憲一さん。
2017年のCM起用社数ランキング
男性部門1位に輝いたCMキングで、
ドラマ・映画などで
幅広く活躍されている遠藤憲一さん。
【悪役】を演じるうえでのポリシーや
【音楽】を活用する役作りの方法と
最近よく聴く"歌姫"の曲について、
出演中の『パイプレーヤーズ』が
"素"である――という【素顔】、
また『バイプレーヤーズ』で共演し
先日急逝された
大杉 漣さんについても
語ってくださいました。
■ 悪役の心 ■
若い頃は全て"犯人"役だったという
遠藤憲一さんが悪役を演じる上で
心がけていることを伺いました。
俳優人生を歩む中で徐々に「心の中」を
テーマにするようになり、
悪役=【怖さ】だけではなく
心に澄んだ部分――
【悲しさ・孤独】があると語る遠藤さん。
(遠藤)「もうひと味、人間として、
もっと心の奥みたいなものを
なるべく醸し出すような――、
そこにテーマを
充てるようにしています」
悪役を演じることが多いせいか
遠藤憲一さんは去年まで3年連続で
職務質問を受けているそうで
最近も去年12月に
警察官に呼び止められたとのこと。
職質の際の様々なシチュエーションも
ご紹介くださいました。
■ 歌姫 ■
この日は、女性ボーカルの曲を特集する
『歌姫まつり』をお送りしたことから
遠藤憲一さんにとっての"歌姫"と
思い入れのある曲を伺いました。
役作りの際に「音楽を探している」
という遠藤さんは
出演中のドラマ『家族の旅路
家族を殺された男と殺した男』で
死刑囚・柳瀬光三を演じるにあたり
平原綾香さんの『Jupiter』の歌詞が
「役にピッタリ」と感じたそうです。
愛を学ぶために 孤独があるなら
意味のないことなど 起こりはしない
(作詞:吉元由美)
(遠藤)「この詞を聴いた時、
『いい詞だな』と思って、
あらためて詞で
大好きになった曲です。
最近すごい聴いてます」
■ 大杉 漣さん ■
2月21日に急性心不全のため急逝した
俳優・大杉 漣さんとは
現在出演中のドラマ
『バイプレイヤーズ ~もしも名脇役が
テレ東朝ドラで無人島生活したら~』で
共演していた遠藤憲一さん。
様々な役、数多くの出演依頼に対し
「フル回転で、ほとんど受けて
突っ走っていた」――
撮影現場では、全力で取り組み、
明るい人柄が印象的という
大杉漣さんへの想いを
語ってくださいました。
(遠藤)「今、俺も"あの役この役、
この現場あの現場"って
やってますけど、それを背中で
見せてくれた人ですかね。
『俺もそういう風に
やっていきたい』って
思わせてくれた
俳優さんですね」
コーナーの最後には
あらためて大杉 漣さんに対する
想いを語ってくださいました。
「ひと言いいですか。
漣さんに、
本当に感謝申し上げたいと思うんで
『本当におつかれさまでした』
というのを
ラジオを通して言いたいと思います。
あと、ファン方、ご遺族の方、
『力を落とさず、頑張ってください』
ということを言いたいと思います。
ありがとうございます」
■ 遠藤憲一さんの出演情報 ■
■フジテレビ系ドラマ
『家族の旅路
家族を殺された男と殺した男』
■毎週土曜 23:40~24:35
■テレビ東京系ドラマ
『バイプレーヤーズ
~もしも名脇役が
テレ東朝ドラで無人島生活したら~』
■3月7日(水)21:54~(最終回)
遠藤憲一さんの最新情報は
遠藤憲一公式ウェブサイトを
ご覧ください。