1月20日放送
『なかじましんや 土曜の穴』のゲストは
俳優の 佐藤二朗さん。
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個性派俳優として活躍中の佐藤さんは
ツイッターでのつぶやきが面白い――と
話題になり、ツイートを収録した本の
第2弾『のれんをくぐると、佐藤二朗』
が先月発売されたばかり。
放送では、Twitterのこと
演技のことなどを伺いました。
■ 「人間で やって」 ■
【刑事1】【コンビニ店員】などを
演じることが多く、俳優として
「食えるようになりたい」と
強く思っていた頃――
「いらっしゃいませ」(コンビニ店員)
「待て!」(刑事)
といった ひと言だけの場合・・・
目立って爪痕を残すことを
意識していたそうで
監督からは『普通でいいから』と、よく
言われた(最近も時々言われる)そうです。
(佐藤)「『人間でやって』とか。
いや、人間だろう!!
俺がやってる以上・・・」
■ 監督×俳優 ■
撮影現場にて
予定通り(型通り)の撮影を済ませ
(やるべきことをしっかり抑えてから )
もし、そこで時間が許すならば
あらためて、自由に楽しく、
のびのびとした演技での撮影もできれば
一つの理想――
しんやさんも共感するこの話題で・・・
そうした状況下で
『監督』も、
予定通りの撮影が意外とつまらない
――と感じた場合、
俳優に対して、その場で瞬間的に、
どのような演出を提案できるか、は
監督の技量が問われる場面です。
もちろん『俳優』も一緒。
その場で監督のディレクションを聞いて
『それなら、こういきますよ』と
演技で返すのが佐藤流。
(佐藤)「(監督と役者との)
プレゼンの応酬ですよね」
■ ツイッター ■
佐藤二朗さんは
「出演作の宣伝をしてほしい」と
依頼されたことからツイッターを開始。
一方で、佐藤さんは
深夜ドラマの脚本も書いていることから
「演じること」とは別に
「書くこと」の欲求を満たすツールの
一つとして
宣伝・告知以外に
ツイッター利用の幅を広げていくと
フォロワーが急増。
佐藤さんの切なくも笑える
秀逸なTwitter投稿が本になり
2016年『佐藤二朗なう』
2017年『のれんをくぐると、佐藤二朗』
が発売されました。
放送では、最新の本の中から
しんやさんが気に入った
佐藤さんのつぶやきをご紹介。
(佐藤)「音読されると
恥ずかしいですね」
街でファンの方から声をかけられる際、
舞台やドラマなどではなく
『ツイッターを見てます』と
言われるケースも多いそうで
『すいません』と答えてしまう
――という佐藤さん。
ツイッターによって、
ファンの方に発信ができ、
反応もわかるという、
舞台や映像の世界とは
別のつながりができたことについて
(佐藤)「昔ながらの感覚だと、
俳優ってストイックに
お芝居だけをやる方が硬派で
カッコイイと思うんですけど、
【別腹】で書くことの欲求が
どうしてもあるっていうのと、
僕もアナログの人間ですけど、
今の時代、
そういうツールがあるなら、
俳優として関わってみるのも
いいかなと思ってます」
■ いつか稀代の演出家に ■
佐藤二朗さんとのトークで
"クリエイティブを作りたい"
という欲求の強さを感じた
しんやさん。
今後、佐藤さんが
映画や舞台の【監督/演出家】として
大活躍する姿が浮かんだようです。
(中島)「なぜかというと、
ツイッターの本って、
人間の真理が
いっぱい含まれてて、
物事のエピソードに
含まれてある真理が
【あるある!】
っていうのを超えて
感動できるところまて
いけてるから(監督作品)
作れます。絶対に」
(佐藤)「それは光栄です。マジですか。
今の言葉を
皆さん、覚えていてください」
(中島)「佐藤二朗は
三谷幸喜超えるんちゃうかな」
(佐藤)「ムッチャクチャなことを
言いますね。
恐ろしい、
恐ろしい、恐ろしい!」
(中島)「ハードル上げておきました」
■ 佐藤二朗さんの最新情報 ■
■著書『のれんをくぐると、佐藤二朗』
(山下書店/700円+税/2017年12月発売)
■映画『blank13』
(2018年2月3日 シネマート新宿)
(2018年2月24日 全国順次公開)
映画「blank13」公式サイト は こちら
佐藤二朗さんの最新情報は
佐藤二朗 オフィシャルサイトを
ご覧ください。
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