1月27日放送
『なかじましんや 土曜の穴』のゲストは
書道家の 武田双雲さん。
2015年8月以来、2度目のご登場です。
♪♪ ポッドキャストで聴く ♪♪
今月、最新の本『誰でもカンタン!
「いい字」が書ける』が発売された
武田双雲さんに
いい字を書くための
"丁寧"の極意を教わりました。
■ 字がうまくなるには ■
『字』は大人になってからでも
基礎から学び、いい練習をすれば
3年もかからずに上手くなる――
という双雲さんのアドバイスは、
「音楽を始める時」に好きな
アーティストをマネするのと同じように
まず「こういう字を書きたい!」
――と思う字を"お手本"にして
マネすること。
(武田)「『こんな字書きたい!』という
字を見つけて
ひたすらパクる(笑)」
■ 丁寧 ■
たとえ下手でも
大切なのは「丁寧」に書くこと。
(武田)「"丁寧"がすごく深いんです。
『安寧』の『寧』だから
"マインドフルネス"なわけ。
仏になって書くわけです」
だからといって
ただ、ゆっくり書けばいいという
わけではないようです。
(武田)「鉛筆の芯、紙の繊維、
自律神経、筋肉、ホルモン、
そこらへんの
調和を鑑みながら――、
幸せを感じながら
無の境地で書くというのが
『丁寧』なわけですよ」
放送では(ラジオではありますが)
しんやさん、あやのちゃんが
筆ペンで"丁寧に書く"――を実践。
まず【横線】を書き、
次に、双雲さんの
アドバイスを受けながら・・・
・筆先を紙に置いて2秒くらい待つ
・体全身でゆっくりと
・呼吸は深く吐きながら
・『うまい・へた』と評価せず
・"幸せホルモン"を出しながら
(武田)「すっごい、いいです!
全然【横】の時と違う」
(中島)「幸せホルモン出てた・・・
身の毛がよだってます」
(西川)「筋肉の収縮を感じますね」
▲(左)中島信也 (右)西川文野
(中島)「筆ペンだけで、
本当に心がスーッとなる。
縦に引く、横に引くだけで。
これで文字書いたら大変です」
(武田)「この感覚を、日頃の
スマホの電源(を入れる)
洋服を着替える、ボタンを外す
歯ブラシを持つ・置く、
水道を出す・閉める――という
一つ一つの行為を
丁寧なマインドでやると、
そういう世界が
立ち現れてくるんですよ。
これが書道のすごいところ」
■ オーガニックカフェ ■
武田双雲さんが2017年1月
神奈川・鵠沼海岸にオープンした
オーガニックカフェギャラリー
『CHIKYU』について伺いました。
かつて、胆のう炎で胆のうを摘出した
双雲さんは、お医者様から
『いい油をとるように』と言われたため
海外からオーガニックのオイルを
取り寄せるようになりました。
それをキッカケに、アメリカ西海岸の
オーガニック文化が広がる町を訪れると
(武田)「あまりにもおいしくて、
衝撃だったんです。
野菜のおいしさに
ビックリしちゃって。
土が全然違う――と」
そこで出会った
オーガニックのシェフとともに
日本での展開に乗り出し、
2017年に1号店をオープン。
順調にいけば、
今年4月には、2号店として浅草に
和食のオーガニックのお店が
オープンする運びとのこと。(予定)
(武田)「浅草に、
味噌汁、発酵文化を――、
和食のオーガニックを、ね。
全然ないんで、日本に」
(中島)「ぜひ『プレゼン!』で
取材させていただこう。
僕が行きます、取材に」
■ 武田双雲さん著書 ■
■『誰でもカンタン!いい字」が書ける
─双雲流二〇の極意』
(筑摩書房/780円+税/2018年1月発売)
詳しくは こちら
■『よりよく生きる知恵
武田双雲の
心をスーッと軽くする200の言葉』
(筑摩書房/780円+税/2017年11月発売)
詳しくは こちら
■ CHIKYU ■
■オーガニックカフェギャラリー地球
■住所:神奈川県藤沢市鵠沼海岸
1-14-20 クラーレ鵠沼102
■交通:小田急線「鵠沼海岸駅」から
徒歩5分
■ウェブサイト: こちら
武田双雲さんの最新情報は
オフィシャルサイト
公式ブログ『書の力』をご覧ください。
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武田双雲さんの前回 2015年08月01日の
ご出演の模様は こちら