1月6日放送
『なかじましんや 土曜の穴』のゲストは
エッセイスト、ライターで
『大阪のおばちゃんの
人生が変わるすごい格言一〇〇』が
発売されたばかりの
森 綾さん。
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スポニチ文化部記者、
FM802編成部員を経て独立後、
人物のインタビューやルポルタージュ、
エッセイなど多岐に渡って
執筆活動を行なっている
大阪出身 森 綾さんの最新刊
『大阪のおばちゃんの
人生が変わるすごい格言一〇〇』に
収録されている珠玉の言葉の数々から
一部をご紹介。
大阪のおばちゃんの実態に迫りました。
■ おせっかい上手 ■
森 綾さんが
"大阪のおばちゃんの言葉"に関する
本を書かれた背景を伺いました。
一人でいても何でもできてしまう――
そのために、孤立してしまうことも
珍しくない現代・・・
( 森 )「ちょっと人のおせっかいを
上手に焼くおはちゃんの
ひと言の切り込みみたいなのが
面白いんちゃうかな
と思いまして」
他人に声をかけるキッカケとして、
大いに参考になるのが
大阪のおばちゃんの言葉。
放送では、本に収録されている
珠玉の言葉の数々の中から
一部を解説していただきました
◆ 「飴ちゃん、食べるか?」
なぜ、大阪のおばちゃんは
見ず知らずの他人に飴をすすめるのか?
アメリカでは
エレベーターで一緒になった人に
話しかける習慣がありますが、
森さんはソレに近いと分析。
飴に『ちゃん』を付けるのは・・・
( 森 )「擬人化してるんですよね」
(中島)「飴ちゃんが
一人の『人』なんですよね」
森さんさんは、飴を
人と人との間を繋ぐ【仲介人】と解説し
しんやさんは
人と人との間を繋ぐ【天使】と表現。
( 森 )「素晴らしい(笑)」
◆ 「一緒に謝ったるから」
親に怒られ、家から締め出されても
自分は悪くないと、意地を張ってしまう子ども。
そんな場面に遭遇すると
『何してんねんな?
あんたが悪いんやろ?
おばちゃん、一緒に謝ったるから』
と言って、親に話をつけてくれるのが
大阪のおばちゃん。
また、他人の子どもに対してでも
【しかってくれる】のも
大阪のおばちゃんの特徴でしょう。
◆ 「うちは英語は、わからんねん。
フランス人やから」
大阪のおばちゃんの"照れ隠し"
英語で聞いてきた相手には
わからなくても、
一緒にいる人に対して"笑い"を取る。
◆ 「負けてえな」
大阪のおばちゃんは"値切り上手"
しかし、他地域の人は勘違いしがちで
「安かったらええやろ」
――というものではなく
値切るコミュニケーションを
楽しんでいる。
◆ 「なるようにしか、ならへんて」
意味は
フランス語のケ・セラ・セラと同じ。
頑張っても、どうにもならん。
アカンかったら諦める・・・
そんな時に慰める言葉。
■ やっぱ 大阪のおばちゃん ■
東京生活が長くなっても自分自身に
【大阪のおばちゃん】を感じますか?
という質問に
『なるべく消して生きてきたつもり』
という森さんですが
( 森 )「でもやっぱり、変なところ、
【おせっかい】なんですよね。
もう、我慢できへんの。
『この人を誰かに紹介したい』
とか、特に人絡みのこと」
大阪のおばちゃんと
大阪のおっちゃんによるトークと、
西川アナへの大阪弁講座(?)で
お楽しみいただきました。
▲西川アナの大阪弁には、森さんも高評価
■ 本の情報 ■
■『大阪のおばちゃんの
人生が変わるすごい格言一〇〇』
(SBクリエイティブ)
(1,200円+税/2017年11月発売)
詳しくは こちら
森 綾さんの最新情報は
こちら をご覧ください。
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