あしたは「七草粥」。暴飲暴食が続いたお正月ですが、ここでさっぱり「お蕎麦」はいかがでしょうか。
そこできょうは、那須と隣の温泉地、板室の間にポツンとある蕎麦屋「十割蕎麦柏屋」をご紹介します。
蕎麦屋と言えば、まずは板わさ、玉子焼きで瓶ビールをぐっとあおり、そば味噌でそば焼酎のそば湯割りをちびちび。最後に「せいろ」か「鴨つけそば」でしめるというのが王道コースですが、柏屋さんではビールも日本酒もあるのに飲みません。
なぜか!? この店の名物は「かつ丼」だからなのです!
蕎麦屋の「かつ丼」がうまいことはよく知られていますが、ここのはほんとにうまい! 柔らかな豚肉、新鮮な卵、絶妙な出汁、カリッと揚がった衣。きょう食べても、また明日食べたくなる、そんな「かつ丼」なのです。
蕎麦を打つのは息子さん、かつ丼はお母さんが作っています。
蕎麦もうまいのですが、かつ丼の注文が多すぎたため、「かつ丼柏屋」という、かつ丼専門店まで出してしまったほど。でもやっぱり「十割蕎麦柏屋」の方がうまい感じがするんですよね。
十割の蕎麦は風味豊かで、蕎麦の香りが口いっぱいに広がり、つゆは辛めできりっとしています。この蕎麦は香りの消えないうちに、先にさささっと蕎麦をさっと食べて、そのあと「かつ丼」をがっつりいただく。これが「十割蕎麦柏屋」での正しい食べ方です。
那須にお越しの際はぜひ召し上がれ。
ただ雪が多いところなので、冬は営業日に注意してください。
■十割蕎麦 柏屋
所在地:栃木県那須塩原市板室599-5
電 話:0287-69-0244
営業時間:11:00~15:00(LO14:30 蕎麦なくなり次第終了)
定休日:木曜日
2月26日(月)は、フグで人気の宿、愛知渥美半島の角上楼をお招きして、1日限りのふぐイベントを開催します。
雪も降っている2月の終わり、山の中の宿で味わうフグは、どんな味なんでしょうか。
ふぐ刺しにヒレ酒、雪景色にも合うと思うんですよね。私達もはじめての体験。一体どんな1日になりますやら......。
詳しくは山水閣ホームページをご確認ください。
Instagram:https://www.instagram.com/sansuikaku/
Facebook:https://www.facebook.com/sansuikaku
Twitter : https://twitter.com/yadosansuikaku
※画像提供
【なかじましんや 土曜の穴】2018年1月 6日 13:05