6月24日のゲストは
松尾貴史さん。
神戸出身、松尾貴史さんと
大阪育ち、なかじましんやさんとの
関西トークが実現しました。
♪♪ ポッドキャストで聴く ♪♪
一体何が本業なのか――と感じるほど
あまりにも幅広いマルチに活躍する
松尾貴史さんに、
大阪芸術大学からタレントの道へと進む
きっかけや、
先月発売されたばかりの、
東京と近郊の街を歩き、
ユニークな視点でまとめたエッセー集
『東京くねくね』について伺いました。
■ 新刊『東京くねくね』 ■
東京新聞ほっとWebで連載された
街歩きコラム「東京深聞」を基に
松尾貴史さんが東京と近郊の街を歩き、
ユニークな視点でまとめたエッセー集が
本になり先月発売されました。
"くねくね"歩いて回って
気に入った場所は・・・
(松尾)「馴染みがなくて
『ここ、何もない』
『書くネタがない』という所が
逆に気に入りましたね。
つまり、そういう所って
暮らしやすいです。
日常的な快適さがあるから
ネタになりにくいんですよ」
『東京くねくね』の企画を通じて
想いを強くしたことがあるそうです。
(松尾)「 関西人なんで、
人情、おせっかい、
他者への関心が強いんですね。
元々、西の方の者は。
ずっとそう思ってたんですけど
東京も変わらない
ということがわかりまして。
東京がなぜ、他人に対して
無関心に見えるかというと
東京以外から来て
住んでいる人にとっては、
プロテクトするためにそういう
習慣が身についているだけで、
下町に住んでいる人は大阪の
おばちゃんと一緒なんですね」
松尾さんが例に挙げたのは
上京した人が目的地を探している時
「何かお探し(ですか)?」と
声をかけてくれる人――。
この対応は、大阪のおばちゃんの
「飴ちゃん、あげようか?」と
「似たものを感じる」そうです。
(中島)「すごいわかります。
大阪に住んでた頃は
東京に行ったら、完璧に
無視されそうやと思ってね」
▲故・藤本義一さんの『11PM』での語り口を目標とする
しんやさんに対し、藤本さんのモノマネでアドバイス
(中島)「シビレました!
皆さん、ポッドキャストで
繰り返してここの部分を聞いて
いただきたいと思います」
■ 情報源 ■
リスナーの方からの質問・・・
「博識ですが、どんな所で
知識を得ているのでしょうか?」
(松尾)「ほぼ、飲み屋さん
じゃないですかね。
居酒屋で聞きかじったことを
さも知識であるかのように
振る舞ってるだけじゃないかな
と思いますね」
居酒屋の他のお客さんの中には
「このおっちゃんの、
こういうところを見習うと
余計な(思いがけない)情報も
集まってくるのかな」――と
感じることがあるのだそうです。
■ 松尾貴史さんの本 ■
■著書『東京くねくね』
(東京新聞/1,300円+税/2017年5月発売)
詳しくは こちら
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