6月17日のゲストは
俳優の イッセー尾形さん。
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■ 映画『沈黙-サイレンス-』 ■
イッセー尾形さんが出演した
今年1月日本公開の
映画『沈黙-サイレンス-』は
遠藤周作の小説『沈黙』を原作に
マーティン・スコセッシ監督が映画化。
江戸初期、キリスト教弾圧の渦中にある
日本を舞台に、神の存在や
信仰の意義など、根源的なテーマに
問いを投げかけた作品。
放送では、オーディションで
イッセーさんの役が決まってから
撮影が始まるまで5年待たされたことや
演技で意識したこと、
そして、スコセッシ監督の
エピソードなどを伺いました。
(中島)「『タクシードライバー』の
すごい人です。
どうだったんですか?」
イッセーさんは「アカデミー賞」授賞式に
出席したスコセッシ監督の
「カーっ!と笑ったり、怖い顔をしたり
話始めると長かったりする」――
という印象の通りの人だったそうです。
(尾形)「自分の台本の、全ページに
渡って付箋がついてました。
きれいに整ってて、
こういう人なんだ、と思って。
準備は200%して
現場に臨んでる・・・」
■ 漱石作品を"脇"から読む ■
イッセーさんといえば「一人芝居」。
今、取り組んでいるのが
夏目漱石の作品をモチーフにした
『イッセー尾形の妄ソーセキ劇場』。
「坑夫」「草枕」「門」など
漱石の小説に登場する
主人公以外の人物を
一人芝居で演じるのだそうです。
(上演は7月8日ですが、チケットは完売)
(尾形)「"副登場人物"を中心に
もう一回読んでみたら
けっこういるんですね。
その人たちが脇を締めるから
主人公が成立する。
『脇から読もう作戦』を
しましてですね、
それで"こさえる"と、
キリないほど面白いんですね」
(西川)「本の中ではサブキャラの
心の中とか描かれてない
わけじゃないですか。
そこを想像されて演じられる
というわけですよね」
(尾形)「もう、心もない――みたいな
奴ですけどね(笑)
すごくバイタリティある人が
いっぱいいて・・・」
(中島)「メインじゃなくて
ひとクセ、ふたクセある
バイタリティのある人が
お好きなんですか?」
(尾形)「日の当たる人よりは
日が当たらない人たちを
注視して、クローズアップして
妄想して・・・
それが限りなく楽しいですね」
■ イッセー尾形さんの最新情報 ■
■映画『ふたりの旅路』
■6月24日(土)公開
■出演:桃井かおり、イッセー尾形
■Facebookページ: こちら
「私の戦友と言ってもいい女優さん」
とイッセーさんが語る
桃井かおりさんと夫婦役。
日本とラトビアとの共同製作です。
■映画『いつまた、君と』
■6月24日(土)公開
■出演:尾野真千子、向井理
岸本加世子、駿河太郎、イッセー尾形
成田偉心、野際陽子
■ウェブサイト: こちら
向井 理さんの祖母の手記を映画化。
戦後、中国から引き揚げてきた夫婦の
波乱万丈の映画。
イッセーさんは、尾野真千子さん演じる
祖母の父親役。
■映画『沈黙-サイレンス-』
■原作:遠藤周作
■監督:マーティン・スコセッシ
■8月2日(水)Blu-ray&DVD
発売・レンタル開始
■ウェブサイト: こちら
■『イッセー尾形の妄ソーセキ劇場』
■チケット完売 7月8日(土)
練馬文化センター つつじホール
■京都公演:9月29日~10月1日
(京都府立文化芸術会館)
■『ボストン美術館の至宝展』
応援サポーター
■東京都美術館
■7月20日~10月9日
■東京都美術館のウェブサイトで
イッセーさんの人形劇
『イッセー尾形presents
ゴッホの友人ルーランさんの
夫婦漫才だこりゃ』を
見ることができます。
■ウェブサイト(TOP) こちら
「夫婦漫才だこりゃ」は こちら
イッセー尾形さんの最新情報は
イッセー尾形 本人公式ホームページを
ご覧ください。
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