4月1日のゲストは
俳優の石丸幹二さん。
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"ミュージカル界の貴公子"と呼ばれ
テレビドラマ『半沢直樹』では敵役の
浅野支店長を演じて
お茶の間から注目された
石丸さんの素顔に迫りました。
■ 音楽の道から劇団四季へ ■
石丸幹二さんは、幼少の頃から
ピアノやトロンボーン、チェロなど
様々な楽器に親しみ、
東京音楽大学ではサックスを専攻、
東京藝術大学で声楽を学ばれました。
藝大在学中の1990年、
劇団四季の『オペラ座の怪人』
ラウル役でデビューを果たすと
大学卒業後、劇団四季の看板俳優として
数多くの作品に出演。
2007年に退団後は、舞台だけでなく
ドラマや音楽など幅広い分野で大活躍!
劇団四季在団中の1996年には
「♪ダバダ~」でおなじみ
「ネスカフェ ゴールドブレンド」
"上質を知る人の"キャンペーンCMに
出演されています。
(石丸)「『劇団四季の
石丸幹二は知っている』
というタイトルでしたね」
二つ目の大学・東京藝術大学で
「就職」を考えた際、
初めて受けたオーディションが
「劇団四季」――。
ミュージカルを知らずに受けたそうです。
(石丸)「本当に知らなくて、
怖いもの知らずで
受けたところがうまくいって」
ミュージカルは「芝居」に加えて
「踊り」の技術が必要ですが、
当時、石丸さんは踊りの経験もゼロ。
(中島)「練習したらいけるように
なるもんなんですか?」
(石丸)「人間って追い込まれたら
いろんなことが
できちゃうんですね。
舞台がもう決まっていたので
そこに出るためには
躍らざるを得ない――」
(石丸)「『オペラ座の怪人』が
素晴らしい作品だったので
何としても出たいという
願いがあったから、ですかね」
■ 『半沢直樹』出演からの変化 ■
テレビドラマ『半沢直樹』では
「ほぼ初めて」という"憎まれ役"
浅野支店長を演じられました。
(小尾)「浅野支店長、悪かったですね」
(石丸)「ありがとうございます。
嬉しいです」
浅野支店長を演じてから
大きく変わったことは
悪役の依頼が増えたこと。
(石丸)「俳優としてやってますと、
いい役も楽しいんですけど
悪い役こそ、
人間のいろんな部分が見えて、
演じ甲斐があるんですね。
『半沢直樹』をきっかけに
俳優としての人生が
ガラッと変わりました」
■ ミュージカル『パレード』 ■
石丸幹二さん主演のミュージカル
『パレード』が上演されます。
(5月18日~6月4日/池袋・東京芸術劇場プレイハウス)
1999年トニー賞最優秀作詞作曲賞、
最優秀脚本賞を受賞した
愛と感動の秀作、待望の日本初演で、
南北戦争50年後のアメリカが舞台とし
実際にあった
冤罪をモチーフにした物語。
石丸さんが演じるのは北部から
南部にやって来たユダヤ系のエリート。
鉛筆工場の真面目な工場長ですが
コンプレックスを抱く南部の人の
標的となり、ある罪を着せられて・・・
(石丸)「今、いろんな情勢で強い者・
弱い者が際立ってきましたが
弱者になった人たちが
どんな風にして強い人に
立ち向かったらいいのか――、
強いものにくみして、弱い者を
征服しちゃってる人たちは
自分たち、ちょっと考えた方が
いいんじゃないか、みたいな
ことを訴えるミュージカルにも
なるかな、と」
(中島)「今、演じる意味がある
ということですね」
■ミュージカル『パレード』
■日程:5月18日(木)~6月4日(日)
■会場:東京芸術劇場プレイハウス
■問合せ:ホリプロチケットセンター
電話 03-3490-4949
■ウェブサイト: こちら
石丸幹二さんの最新情報は
石丸幹二オフィシャルサイトを
ご覧ください。
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