『旅のヒットソング』を特集した
2月25日のゲストは、
漫画家の 蛭子能収さん。
♪ ポッドキャストで聴く ♪
2007年から今年1月まで出演された
テレビ東京
『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』の
ことや、漫画家になったいきさつなどを
伺いました。
▲中島さんが手にしているのは蛭子能収さんの著書
『僕はこうして生きてきた ―NO GAMBLE,NO LIFE』
(コスモの本/1,300円+税/2016年3月発売)
■ バス旅エピソ―ド ■
『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』の
ロケでは、共演の太川陽介さんが
バスの中で地図を確認したり、
食事の場所を決めたり・・・
いろいろ大変だったそうです。
(蛭子)「(地図は)小さい字なんですよ。
下向いてたら絶対バスに
酔うはずなんですけどね。
それをずっと我慢してやって
っていうのは・・・」
(中島)「えらいですね。
なんで蛭子さんに
頼まなかったんですかね?」
(蛭子)「俺はもし頼まれたら
ちゃんとやるのに」
(小尾)「ホントですか?!」
(蛭子)「信頼性が
なかったんじゃないですか」
(中島)「(笑)」
「旅の楽しみは食」という人も多い中
蛭子さんは地元の名物料理を
楽しむタイプではなく・・・
(蛭子)「ここに行ったら
レースができるとか、
ボートレース場があるとか、
そこに行くことが目的であって
メシを食うことで旅をする――
という、そういう旅を
あまりしたことがないんで」
なんとも、もったいないようですが
実に蛭子さんらしいお話でした。
■ 健康法 ■
しんやさん、小尾ちゃんが感じた
蛭子さんの印象は
若々しさを保っていてお元気そう――
というもの。
"バス旅"のロケでは、バス移動よりも
歩くことの方が多かったそうで
これが健康の源のようです。
(蛭子)「県境って
山の上が多いんですけど、
バスが通ってないんですよね。
だから
よく上り坂を歩いてました。
これが健康には
良かったかもしれません」
■ 漫画家、タレントへの道 ■
映画監督に憧れ、シナリオ学校に
通った時期もある蛭子能収さん。
教室に30~50人の生徒が集まる中で
自然に"一緒に映画を作ろう"という
グループができると思っていましたが
(蛭子)「誰とも話すことができなくて、
(俺は)思ってることと
やってることが違うんですよ。
全然積極的になれずに・・・。
誰一人
友達できなかったんですよ」
そこで"一人でできるもの"を
――と考え、漫画家を目指します。
『月刊漫画ガロ』(青林堂)に
漫画の"持ち込み"をすること
わずか2回で"入選"を果たし
漫画家としての実力を発揮!
(中島)「すごい!
(『ガロ』は)見る目があって、
みうらじゅんもそうですけど
いろんな方を発掘してる本で」
「タレント」として
活動するようになったきっかけは
蛭子さんの漫画のファンだった
「劇団東京乾電池」の柄本明さんが
公演のポスター(イラスト)の
制作を依頼したこと。
数回、イラストを手がけていると
芝居への出演を打診されました。
(蛭子)「役は全然セリフがなくて、ただ
立ってるだけだったんですよ。
それをフジテレビの人が
観に来ていて・・・」
そして『笑っていいとも!』の
短期間レギュラー出演が決定!
(小尾)「存在感が
お有りだったんでしょうね」
■ 生きてりゃ楽しい ■
蛭子能収さんの『人生の目標』は
「死なないこと」。
(蛭子)「死んだら
全て終わっちゃうんで。
生きてりゃ楽しいことの方が
多いと思ってるんで、これが
経験できないのがツライ」
(中島)「いいお話だ」
■ 蛭子能収さんの最新情報 ■
■展覧会『シン・えびすリアリズム
~蛭子さんの展覧会~』
■日程:2017年3月18日~5月21日
■会場:北九州市漫画ミュージアム
企画展示室
漫画の原画、イラストパネル、
資料などが展示されるほか
3月18日、5月5日は
蛭子能収さんが登場する
イベントも開催されます。
(蛭子)「似顔絵を描いたりします」
■北九州市漫画ミュージアムのサイト
蛭子能収オフィシャルブログ
「えびすにっき」は こちら
■ ♪ ポッドキャストで聴く ♪
(ブラウザで直接再生)