11月26日のゲストは
画家・タレント、
武蔵野美術大学出身で
中島信也さんのムサビの後輩にあたる
城戸真亜子さん。
美大生時代「anan」の読者モデルを
きっかけに芸能活動を始められ、
カネボウ化粧品 キャンペーンモデル
として脚光を浴びた城戸真亜子さんに
大学時代のことや
先日発売されたばかりの著書
『記憶をつなぐラブレター 母と私の介護絵日記』
のことなどを伺いました。
■ 12年間の介護 ■
義理のお母様の認知症が進み
12年にわたって介護を続けた
城戸真亜子さん。
(城戸)「『(家族が認知症に)なったら
どうしよう』と思う方が
多いんですけど、
もう当たり前のことだって
思ったほうがいのかな」
認知症の発見は
自分自身で気がつくケースも多く
「覚えていないことがある」と
気付きながらも
人に言えずに悩む人も多いようです。
(城戸)「早め早めにお医者さんに行くと
進行を遅くする方法は
あるので」
認知症のために記憶がなく、
自分(城戸さん)が誰だか
わかってもらえない状況は
信頼してもらうことができず
苦労の元になるため
絵日記を書くようにしたそうです。
(城戸)「日記を書いて、いつも
目の届く所に置いておけば
『この人は嫁なのね』って
わかりますからね」
お母様からは「忘れなくていい」と
喜んでもらえたそうです。
(城戸)「母の様子を思い出して
イラストで描くと
愛しさが強まるんですよ。
絵を描くって、その人を
愛することに似てるんです」
絵日記のほかに
「ここはお母さんの部屋ですよ」
「玄関はオートロックで
鍵が閉まっちゃうから
気をつけてくださいね」
――といった
「貼り紙・置き手紙」も有効で、
文章を命令口調ではなく
丁寧語にすることが
大事だと感じたそうです。
■ 城戸真亜子さんの最新情報 ■
■著書『記憶をつなぐラブレター
母と私の介護絵日記 』
(朝日出版社/1,400円+税/2016年11月2日発売)
詳しくは こちら
■個展『城戸真亜子個展
目に映るものもの 』(仮)
■期間:2017年3月27日~4月15日
■会場:神田神保町・文房堂ギャラリー
(城戸)「(テーマは)水とか日常の
何気ない一瞬とかですね」
(中島)「二度と
訪れてこないようなものを
絵の中に留めていく、と」
城戸真亜子さんの最新情報は
城戸真亜子 オフィシャルサイトをご覧ください。
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