なかじましんや 土曜の穴

毎週 土曜日 11:00〜13:00
tweet

ゲスト・大澤孝征さん

 10月1日のゲストは
 弁護士の大澤孝征さん。

 大澤さんは
 早稲田大学 法学部卒業後、
 24歳で司法試験に合格。
 検事に任官されたのち
 34歳で弁護士に転身されました。
 また、ワイドショーのコメンテーター
 としても、長年ご活躍中です。

 放送では最新著書『元検事が明かす
  「口の割らせ方」』
のタイトルにもある
 "口の割らせ方"を伺いました。

 Ohsawa_Takayuki_20161001_01_480x360.jpg
  『吐け!』と一喝することは・・・

 "口を割らせる"といえば
 刑事ドラマで机をバーン!と叩いて
 「吐け!」――というシーンを
 思い浮かべますが
 実際にそんな手法を取ることが
 あるのでしょうか?

(大澤)「私も若い頃は
     やったこともあります。
     レベル的に幼稚園クラスだと
     言っていいかなと思います。
     それほど効果が
     あるわけじゃない。
     あれで割れるようじゃ
     大した被疑者じゃない
     ということになります」


 Ohsawa_Takayuki_20161001_07_320x240.jpg
 取り調べに対して、
 自分の主張だけを繰り返す相手には
 時に、一喝する必要もあるそうですが、
 怒鳴られて本音を話すことは少なく
 いい方法とは言えないとのことです。

  本音を引き出す方法

 自分を守るために
 本当のことを話したがらない被疑者から
 本音を引き出す方法は・・・

(大澤)「そういう風に思うのが普通で
     当然だと思う事が大事ですね。
     なぜ言えないのか、
     ちゃんと観察して
     理解したうえで聞き出す、と」


 Ohsawa_Takayuki_20161001_03_360x270.jpg
 相手はむしろ
 「話したがっている」こともあり、
 ラジオの"周波数"を合わせるように
 相手の"周波数"に
 自分が合わせていくことが大切。

 そのために、目の動き、仕草
 諸々の点から観察・洞察し、
 "周波数"が合えば
 どんどん喋るようになるそうです。

 Ohsawa_Takayuki_20161001_04_360x270.jpg

  浮気の可能性を察知した場合

 夫や妻の「浮気」の可能性を感じたら
 どうすべきか、という話も伺いました。

 まずは・・・よく「観察」し
 日頃との"違い"を見つけます。

 服装に表れることもあるようです。

 次に、確信を得た場合・・・
 大事なことは「どうしたいか」。

 離婚したいなら、徹底的に証拠を掴む。

 反対に、許せると思う場合、
 証拠は掴んでも追及しない。

(大澤)「『どうもバレてるらしいけど
      言わないな』といった場合に
     どういう態度になるか――。
     その先は本人の選択の問題」


 Ohsawa_Takayuki_20161001_05_320x240.jpg
 大澤さんは、浮気問題に関して
 相談を受けることも多く、
 別れるか、別れないか、
 腹を決めてもらってから次に進みます。

(大澤)「別れると決まったら
     『証拠を徹底して集める』
     いろいろ指導します」


(中島)「そういう指導のない家庭を
     築くのが第一でしょうけどね」


 Ohsawa_Takayuki_20161001_02_360x270.jpg
  大澤孝征弁護士の最新著書

 『元検事が明かす「口の割らせ方」』
  (小学館/780円+税/2016年8月発売)
  詳しくは こちら

  ♪ ポッドキャストで聴く ♪
   (ブラウザで直接再生)

TOPへ戻る