9月3日はゲストに俳優の
八嶋智人さんをお招きしました。
『古畑任三郎』『HERO』といった
人気ドラマや映画、
『トリビアの泉』をはじめとする
テレビのバラエティ番組でも
個性を発揮されている八嶋智人さん。
大学時代に旗揚げされた劇団
『カムカムミニキーナ』の
結成裏話や
観光特別大使をお務めの
奈良市の魅力(トリビア)、
中島信也さんと仕事をした
VR技術を使った180度コントの
ことなどを伺いました。
■ 一人4役 180度コント ■
今年7月30日~8月28日
臨海副都心J地区で
未来の住まいについて考えるイベント
『HOUSE VISION 2/2016東京展』が
開催されました。
その中の展示のひとつ
カルチュア・コンビニエンス・クラブ
× 日本デザインセンター 原デザイン研究所
× 中島信也 の
コラボレーションによる展示
「電波の屋根を持つ家」で
八嶋智人さんは
VRゴーグルをかけて視聴する
【 180度コント 】に一人4役で出演。
中島さんが映像制作を手がけました。
180度見渡すことができる
VRゴーグルによって
(父、母など)八嶋さん演じる「家族」が
正面や左右に登場。
コントを繰り広げます。
(中島)「(母と祖母のやり取りの間も)
お父さんがいるんです」
(八嶋)「おばあさんとお嫁さんが
喋ってるのを(見ていて)
間にいるお父さんだけを
見たいと思ったら、
それはそれで、見る人がいる
っていうことですから」
(中島)「演技が休めないんです」
(小尾)「見ました!
ちゃんと、頷いてたりとか
ツッコんでたりとか
細かいところまで、
スゴイな!と思って」
(中島)「八嶋さんのすごい才能を
見てしまいました」
(八嶋)「言われるままにやってただけ
なんですけどね」
(中島)「凡人にできるもんじゃない」
(小尾)「天才!」
(八嶋)「気持ちいい番組ですね」
■ ダメ出しを克服 ■
稽古はつらい時もあるものの
「芝居は楽しい」と語る八嶋智人さん。
キャリアを重ねたことで、近頃
気持ちの"変化"を感じたそうです。
それは『ダメ出し』の捉え方――。
(八嶋)「若い俳優さんは
"人生を否定された"
みたいに落ち込むんですよ。
だけど、その役がいいように
見えるための
アドバイスじゃないですか。
だから"アドバイス"って
言ってくれればいいんだけど
それがちゃんと、普通に、
聞けるようになってきた
というのは・・・」
(中島)「最近?」
(八嶋)「はい。やっぱり怒られたり
指摘されたりすると
『ちぇっ』とか
思ったりするじゃないですか。
若い頃って。
それが『あぁ、そうね』
『それがダメなのね』みたいな
・・・ようやく45も過ぎて
そういう風に
なってきた・・・」
▲中島さんはカムカムミニキーナ劇団Tシャツを着用
視聴者・観客としては
今後、いろいろな役を演じることで
八嶋智人さんの様々な"顔"を
見てみたい――と期待しますが、
八嶋さんご自身は
「演じたい役」についての
ヴィジョンは特にないそうです。
(八嶋)「俳優はバカなんで、
『180度コントって
よくわかんないけど
やってみるか』
『やったら、楽しかった』
そういうほどよい頭の悪さが
必要なんじゃないかと
思います(笑)」
■ 八嶋智人さんの最新情報 ■
八嶋智人さんの最新情報は
シス・カンパニーのウェブサイトを
劇団 カムカムミニキーナについては
カムカムミニキーナ OFFICIAL SITEを
ご覧ください。
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