『中島信也のクリエイターズコラム』では
しんやさんが審査委員長を務める
文化放送「ラジオCMコンテスト」の
スペシャル企画
「ラジオCM講座」第2弾をお送りしました。
今回のテーマは
【 企画 / プランニング 】
『広告』とは"自慢をする"こと。
商品の特長・優れた点を
いかに伝えるか――が大切ですが
一方で、人は"自慢をされる"と
悪い印象を受けることもあります。
自慢をしつつも、受け手が
悪い印象を抱かないようにするための
魔法が・・・アイディア。
広告に ひと工夫――"アイディア"を
盛り込み、興味を引くことが
ポイントとなります。
(食品・飲料の場合)
ただ「おいしい」と言っても効果はなく
どのようにすれば
人の心に残るか――を考えましょう。
そこで「企画」の段階で意識すべきは
人の心をプラスに動かす こと。
(中島)「これが究極の企画。
人を喜ばせるものなんです」
来週は小尾アナに「課題」を出し
次回以降、実際に
ラジオCM(CMコピー)を作ります。
どうぞお楽しみに!
◆1回目の模様は こちら
『第10回 ラジオCMコンテスト』では
作品を募集中です。
グランプリ賞金は100万円!
応募はインターネット、スマートフォン
または郵送で受け付けています。
プロ、アマ問わずどなたでも、
また、お一人何作品でもご応募可能です。
詳しくは こちら をご覧ください。
■ タイムマシンに乗って
セリフ、キャッチコピーなど印象的な
『キーワード』とともに"懐かCM"を紹介します。
今週取り上げたCM
サントリー 燃焼系アミノ式
「グッバイ、運動。」シリーズ
"回転少女篇"
(2003年/平成15年)
◆ キーワード ◆
「燃焼系」
(コマーシャルソング)
演出を務めたのは中島信也さん。
女子高生が駅のホームで
連続回転運動
「片足踏み切り前方伸身宙返り」を
繰り返す映像――、
CMソング
♪燃焼系、燃焼系、アミノ式♪ が
強く印象に残ります。
CGを使わず
実写で撮影することにこだわり、
第2弾以降のシリーズでも次々に
"アクロバティック"な動きを披露する
CMが作られました。
事前に提案された曲芸の
できる・できないの判断や
人材の紹介には、
少林寺で修行を積まれたかたの協力を
得たそうです。
(中島)「曲芸に近い(ことができる)
フィジカルが強い人が
いるんですね」
企画・作詞は
CMプランナー・本間絹子さん。
プランニングの段階で(撮影前から)
頭の中に【CM15秒/30秒】が
完全に出来上がっているという天才。
今作でも本間さんの脳内には当初から
完成したCM映像があったようで、
このような場合
「ディレクター」としてやれることは
撮影現場で
うまくいくことを祈り、応援すること。
団体種目の
「ピラミッド高校生篇」(※)では
『仲良くやれ』と
出演者のチームワークを作ること
くらいしかなかったそうです。
(※)「4段ピラミッド」の状態で大縄跳び
(中島)「それでグランプリを頂いて
申し訳ないな、
と思いましたけど」
■ 妄想五・七・五
■ 今週の優秀作品
もう少し 庶民感覚 身につけたい
(加須市 RN・ネコの肉球さん)
(中島)「(そう言うあなた)庶民でしょ!
わかるなぁ。 どこかの
偉い官僚さんなんかに
こうしていただきたいという
気持ちもありますよね」
あなたの「妄想」や「願望」
「ふと気づいたこと」などを
五・七・五で表現してください。
■宛て先:ana@joqr.net「妄想五・七・五」の係
「優秀賞」に選ばれた方には中島さんが
作品を短冊に書いてプレゼント!
投稿が採用された方には
TOTO「トイレ川柳」の
上位句の作品が印刷された
トイレットペーパー型
川柳集と
ビッグベン・リトルベンの
付箋をセットにして差し上げます。
■歴代 トイレ川柳
今月は、前回「第11回 トイレ川柳」の
「入賞作品」を順次ご紹介します。
この日は、小学生以下を対象とした
『キッズ賞』受賞作品を2作ご紹介!
ふたあくと じまんしたいよ お客来て
(第11回 キッズ賞)
(中島)「かわいい、かわいい!
『おじさんおじさん、
ちょっとトイレ行って!』
っていう感じでしょうね。
(トイレに)入ると
(便座カバーが)ヒューっと
開きますもんね」
音姫は 乙姫が出ると 思ってた
(第11回 キッズ賞)
(中島)「音姫でございますね。
これは女子のかたが
(使いますね)」
TOTOの「トイレ川柳」は
第12回の募集が8月で終了し、
現在、審査期間中で、入賞作品は
10月に発表予定です。
キッズ賞を受賞した方には、
こども商品券5,000円分が
プレゼントされます。
また、上位20句は
11月10日「トイレの日」に発行される
トイレットペーパー型川柳集に
掲載されます。
TOTOの「トイレ川柳」について
詳しくは こちら をご覧ください。
■ プレゼン!
プレゼンターが今話題の何かを"プレゼン"し
中島さんが★(星1~3個)の数で判定します。
この日は杉山菜摘さんが
ボードゲームを気軽に楽しめる
ゲームバーをプレゼン!
取材で訪れたのは
世界の飲み物を味わいながら
ドイツほか各国の
ボードゲーム・カードゲームが
楽しめるお店
『Game Bar グリュック』(東京・飯田橋)
オーナーの千代さんがオススメする
ゲームをスタジオでプレイ!
◆ DOBBLE(ドブル) (フランス)
【準備】 参加者ひとり1枚、
裏返しにしたカードを手にのせる
【開始】表にすると、カードには
様々なイラストが描かれています。
自分と相手のカードを確認し
同じイラストがあれば
カードを相手に渡せます。
手元からなくなれば勝ち抜け、
最後の一人に残った人が・・・【負け】
生放送では、2度遊んで
小尾ちゃん、しんやさんが一度ずつ負け。
経験に勝る杉山さんが
プレゼンターの意地を見せました。
* * * * * * * * * *
◆ ピット (ドイツ)
【準備】 参加者にカードを9枚ずつ配布。
カードにはトウモロコシ・コーヒー豆・
大豆など、穀物の名前が書かれています。
手元のカードを9枚すべて
同じ柄で揃えればあがり。
【開始】不要なカードは同じ柄なら一度に4枚まで
ほかの誰かと交換することができます。
カードを2枚交換したい場合
「2枚!2枚!」と声に出し、
同じく2枚交換したい人
(取り替えたい枚数が一致した人)同士で
不要なカードの交換を繰り返し、手元の
カードを全て同じ柄にするゲームです。
「ピット」でも杉山さんが勝利!
(杉山)「簡単なボードゲームもあれば
18人くらいでやるような、
24時間かかるような
ボードゲームもあったりして、
様々なゲームがあるんです」
(小尾)「飲みながらできるんですよね。
これは盛り上がりますね」
(杉山)「お酒の飲みながらやると
2、3時間、アッという間に
過ぎてしまいますね」
■ 中島信也の ★判定 ■
『★★』(星二つ)
(中島)「二つ(の価値)は
シラフな状態ね。 これ、
飲みながらやったら、くるで。
飲むと【星三つ】やね。
でも(店に行けば)
ここはバーだから
星三つの価値がありますから
ぜひ行きたいですね」
■Game Bar グリュック
■住所:東京都千代田区飯田橋4-2-6
アヴァンセ飯田橋2F
■交通:JR・地下鉄「飯田橋駅」より
徒歩(出口により)2~5分
地下鉄「九段下駅」より徒歩5分
■営業時間:18時~24時
■定休日:火曜日
■ウェブサイト: こちら
■ 9月10日 お送りした曲
◆セプテンバー / チューリップ
◆世界に一つだけの花 / SMAP
◆Sunrise / Norah Jones
◆サンライズ / ノラ・ジョーンズ
◆Games People Play
孤独の影 / ジョー・サウス
◆進め なまけもの / 斉藤和義
◆All About That Bass
/ メーガン・トレイナー
◆勤労感謝 to me! / JOQgiRl
◆Free & Brave / コン・ブリオ
辻 秀一さんをお招きした
ゲストコーナー「しんやの部屋」
「週刊 那須スタイル」の模様は
別記事でご紹介します。
・ポッドキャストはこちらから
【なかじましんや 土曜の穴】2016年9月10日 13:30