先週は政見放送をお送りしたため
『土曜の穴』は
今年1月「箱根駅伝」中継のために
休止となって以来のお休みでした。
中島信也さんはこの日、
2週間ぶりに聴いた
番組オープニングテーマすら
懐かしく感じるほどで、
先週の土曜日は
「ドヨアナ ロス」の心を埋めるため
小尾ちゃんにLINEで連絡・・・
(小尾)「『ドヨアナ ロス』ってきて
キュンとしちゃいましたよ。
『もしかしたら
小尾ちゃんロスかも』で
ますますキュン!!――と」
(中島)「不思議なもんですね。
たった一週間で」
番組のお休みは残念ではありますが、
リスナーの皆さんの中にも先週2日
土曜の昼に 心の穴が開いてしまった
――という方がいらっしゃったら
喜ばしい限りです。
■ タイムマシンに乗って
セリフ、キャッチコピーなど印象的な
『キーワード』とともに"懐かCM"を紹介します。
今週取り上げたCM
サントリー ローヤル
ランボオ篇
(1983年/昭和58年頃話題に)
◆ キーワード ◆
「あんな男、ちょっといない。」
(ナレーション)
映像は、大道芸人の一団がが荒野を歩き
ナレーションで
19世紀のフランスの天才詩人
アルチュール・ランボオについて語る。
・・・ 永遠の詩人、ランボオ。
あんな男、ちょっといない。
サントリー ローヤル
▲カッコいい声でナレーションを再現
商品のPRは一切なく
ローヤルが映し出されるのは
30秒の中の、最後の10秒。
(中島)「コマーシャルという
感じじゃなかったですね」
CMディレクターは
「カールおじさん」シリーズを手がけた
故・高杉治朗さん。
プランナーは電通の杉山恒太郎さん。
カメラは
JR東海「そうだ、京都行こう。」の
監督・撮影を担当した高崎勝二さん。
お茶の間の人たちが知らない"文化"を
「CM」を通して伝えたシリーズ。
(ほかに「ガウディ篇」「ファーブル篇」)
(小尾)「ウイスキーを飲んで、
『おいしい!』――という
CMじゃないですもんね」
(中島)「この『世界』の表現を
通して、商品の格を高めていく
手法ですね」
昨今のコマーシャル業界は
クライアントの意向が大きく反映され
商品の魅力を伝えることを重視して
作られるCMが圧倒的多数。
(中島)「今は正直言いまして
『あんな企画、
ちょっと通らない』」
中島信也監督は「ローヤル」のような
"大人の鑑賞に堪える"CMが
「もっと欲しい!」「作りたい!」
――という熱い想いを打ち明けました。
■ 妄想五・七・五
■ 今週の優秀作品
バカなふり しているだけなんですけど
(加須市 RN・ネコの肉球さん)
(中島)「『バカなふり
しているだけなんですけれど』
これが妄想というのが
いいんですよ」
(小尾)「ジワジワきますね(笑)」
あなたの「妄想」や「願望」
「ふと気づいたこと」などを
五・七・五で表現してください。
■宛て先:ana@joqr.net「妄想五・七・五」の係
「優秀賞」に選ばれた方には中島さんが
作品を短冊に書いてプレゼント!
投稿が紹介された方には、今回から
TOTO「トイレ川柳」の
上位句の作品が印刷された
トイレットペーパー型 川柳集と
ビッグベン・リトルベンの 付箋を
セットにして差し上げます。
今年で12回目となる「トイレ川柳」は
トイレにまつわるエピソードを
川柳にした「トイレ川柳」を募集中です。
TOTOの「トイレ川柳」について
詳しくは こちら をご覧ください。
■ プレゼン!
プレゼンターが今話題の何かを"プレゼン"し
中島さんが★(星1~3個)の数で判定します。
この日は文化放送
砂山圭大郎アナウンサーが
レンタル友達をプレゼン!
「レンタル友達」は時間単位で
「友達」をレンタルするサービス。
買物や趣味に付き合ってほしい、
ウソをついてしまったので
辻褄を合わせる演技をしてほしい
――といった依頼に合わせて
登録しているメンバーの中から
年齢・容姿・正確・特技など、
利用者のリクエストにピッタリの
"友達"を派遣します。
「レンタル友達」を展開する
サポートワンの代表・古川さんの話では
10~80代と年齢や性別問わず、
幅広い層の方が利用しているそうです。
お話を伺った登録メンバーの女性
春川さんは趣味や資格を数多くお持ちで
これまで「飲み会の人数合わせ」
「ライブ・スポーツ観戦・
テーマパークへの同行」などの
依頼をこなしています。
「レンタル友達」として重要なのは
臨機応変の対処、空気を読めること
――とのこと。
◆基本料金
最初の1時間 5千円~
(+出張交通費 千円~)
延長1時間ごと 3千円~
アリバイ工作や
ウソをつき通す偽装工作などの依頼には
別途工作料金がかかります。
(中島)「(工作というと)
『007』みたいなところも
ちょっとあるね」
(砂山)「趣味や楽しみ、悲しみ、悩みも
共感して、分かち合えて
本当の友達のように心に
寄り添ってサポートしてくれる
レンタル友達、
いかがでしょうか」
■ 中島信也の ★判定 ■
『★★』(星二つ)
(中島)「相談相手がいた方がいい場合
って、すごくあるんですよね。
"レンタル友達"ならぬ
"メンタル友達"として
お会いいただくと
いいんじゃないか、と」
女性と話した経験が少ない人が
レンタル友達を利用して
女性と出かけることで
徐々に「変わった」
という例もあるそうです。
■レンタル友達
■運営:サポートワン
■ウェブサイト: こちら
■ クリエイターズコラム
翌日7月10日は参議院選挙の投票日。
今回の選挙に向けて
「自由と平和のための
東京藝術大学有志の会」が発足し
"Shall we 選挙?"fを合い言葉に、
1票の価値について考える
ポスター展を開催されました。
中島さんは
多摩美術大学教授時代の教え子で
クリエイティブディレクターの
入江洋平さんの依頼で
筆による「コピー」を作成・・・
(中島)「シンプルにポスターを作って、
今、ネットがあるので
そこに展示をするだけでも
(選挙への)関心は全然
違ってくるなと思うんです」
『あなたが捨てた一票が
とんでもない日本を
つくっている。』
「自由と平和のための
東京藝術大学有志の会」の
ウェブサイトは こちら
■ 7月9日 お送りした曲
◆もしも僕が / チューリップ
◆SUMMER SUSPICION
/ 杉山清貴&オメガトライブ
◆Say Say Say
/ ポール・マッカートニー
&マイケル・ジャクソン
◆DEAR FRIENDS / パーソンズ
◆マイ・シュローナ / ザ・ナック
◆約束 / 渡辺徹
◆What Cha' Gonna Do For Me
恋のハプニング / チャカ・カーン
渡辺 徹さんをお招きした
ゲストコーナー「しんやの部屋」
「週刊 那須スタイル」の模様は
別記事でご紹介します。
・ポッドキャストはこちらから
【なかじましんや 土曜の穴】2016年7月 9日 13:30