CMソング特集をお送りした
4月23日のゲストは
シンガーソングライターの
尾崎亜美さん。
『マイ・ピュア・レディ』や
南沙織さんに提供した
『春の予感‐I've been mellow‐』
(作詞・作曲)など、
ヒットCMソングの制作裏話や、
中島信也さんか手がけたCMで
イメージソングを担当した際の
エピソードをご披露いただきました。
また、デビュー40周年を記念した
ベストアルバム(ポニーキャニオン)
ニューアルバム(日本クラウン)について
お話しいただいたほか、
「どうしてもオマケをつけたかった」と
ニューアルバムに収録した
スタジオ・ライヴ音源の一部を
いち早くお聴きいただきました。
■ マイ・ピュア・レディ ■
1977年 資生堂春のキャンペーンソング
『マイ・ピュア・レディ』は
楽曲制作の前から
タイトルが決まっていました。
「ピュアとは何か?」
(尾崎)「私なりに
いっぱい考えながら
出すもの出すもの
却下された・・・」
やがて、ホテルで"缶詰状態"となり
「『あっ、気持ちが・・・』という
感じでやりたいんですけど」
――と提案したフレーズも
却下されると思って出したそうですが
好評価を得て・・・
(尾崎)「もう、ガッツポーズ!」
(中島)「この曲がかかって、自分の
"気持ちが動いてる"――。
男の子が
キュンキュンしてました」
尾崎亜美さんは当時18歳だった
ということに中島さんも
小尾ちゃんも驚きを隠せません。
それどころか、曲をおかけすると
亜美さんご自身も・・・
(尾崎)「大人っぽいですね。
私もビックリする」
■ 春の予感 ■
1978年 資生堂 春のキャンペーンソング
南沙織さんの
『春の予感‐I've been mellow‐』は
亜美さんが初めて他のアーティストに
楽曲提供をした、思い入れの強い曲。
デモ音源を気に入られたことで、
作詞・作曲に加え
「編曲」の依頼も受けました。
また、歌い手の
「素敵なところを引き出す」ことに
喜びを覚えるようになった
きっかけの曲でもあるそうです。
(尾崎)「それ以来、
自分でプロデュースする
方向になっていくんです」
■ デビュー40周年 ■
「その歳その歳でないと
表現できないこともあると思う」
と語る尾崎亜美さんは
10代でデビューし、今年40周年。
杏里さんに提供した
『オリビアを聴きながら』は
亜美さんが21歳の時の曲。
"出逢った頃は こんな日が
来るとは思わずにいた"
この歌詞が印象的ですが・・・
(尾崎)「当時、見えてた景色と
(今)思い浮かぶことって
違ったりもするので、
歌も成長したりする・・・。
タイムマシンでもあるけど、
歌が変わって、
寄り添ってくれることもあるな、
って思います」
デビュー40周年を記念した
アルバムが今月と来月
2タイトル発売されます。
■『My Songs for You 尾崎亜美
40th Anniversary BEST』
(ポニーキャニオン/3枚組)
(3,700円+税/2016年4月20日リリース)
(尾崎)「3枚組で
50曲も入ってるの」
■尾崎亜美40周年記念ニューアルバム
『S-mile ~40th Amii-versary』
(日本クラウン/2枚組)
(3,704円+税/2016年5月25日リリース)
(尾崎)「豪華おまけ付きで2枚組、
豪華ですよ!」
ディスク2には、
共同プロデューサーであり夫の
小原 礼さんとのスタジオ・ライヴを
7曲収録されています。
なお、レコーディングは
59歳の誕生日の今年3月19日。
(小尾)「本当にお若くって
お肌もツヤツヤで」
(尾崎)「ありがとう。
もっと言っていいよ。
もっと言って、もっと言って」
(中島)「僕より年上や」
(尾崎)「いいないいな。
そういうことはハキハキと
どんどん言って(笑)」
■ ライブ情報 ■
■「尾崎亜美 40th Amii-versary
『S-mile』 コンサート」
■東京公演:7月9日(土)10日(日)
■会場:渋谷区文化総合センター
大和田 さくらホール
詳しくは尾崎亜美オフィシャルサイトを
ご覧ください。