なかじましんや 土曜の穴

毎週 土曜日 11:00〜13:00
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『勤労感謝 to me!』制作舞台裏

 4月2日の「しんやの部屋」は
 特別企画として JOQgiRl
 デビュー曲『勤労感謝 to me!』
 制作陣とJOQgiRlの面々が
 CD完成までの
 舞台裏エピソードをご紹介しました。

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 ゲストは
 アレンジ担当・栗原正己さん
  (栗コーダーカルテット)
 音楽監督・渡辺秀文さん
  (CM音楽プロデューサー)
 そして作詞・作曲・プロデュースの
 中島信也さんを加えた制作陣3人と
 JOQgiRl
 八木菜緒小尾渚沙西川文野
 女子アナトリオがスタジオに勢揃い。

 曲作りの工夫や
 JOQgiRlメンバーの声質、
 そして"第4の声"の正体など
  to me
 魅力が深まる貴重なエピソードの数々
 そして、CD発売日3月27日に行われた
 リリースイベントでの
 ライブ音源もお聴きいただきました。

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  JOQgiRlプロジェクトの経緯

 去年4月の文化放送定例社長会見で
 小尾ちゃんが語った
 当時入社1年目の新人アナウンサー
 3人ユニットでのCDデビューの夢と
 「つんくさん」になりたい中島さんの
 互いの思惑が合致したことから
 中島さんが楽曲制作に着手。

 トントン拍子でCDデビュー計画が
 始動することとなりました。

  デモ音源 と 楽曲構想

 放送では、中島さんの弾き語りによる
 制作初期の
 デモ音源をお聴きいただきました。

(栗原)「大学の頃から聴いている
     "中島節"炸裂(笑)」


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 ※ 武蔵野美術大学で同級生の栗原さん、中島さんは
   当時、バンドを結成しました

 中島さんが目指したのは
 「サビの部分でホロッとする」こと。
 そして、渡辺秀文さんの評価も
 そこが「この曲の大きな特長」

 ♪ それどころじゃない Everyday

(中島)「サビに ガーン!と
     来るんじゃなく
     ヒュッと抜いた、
     ホロッとする部分がくれば」


(渡辺)「そこで一回
     フワッと抜いちゃって
     サビの5小節目から
     リズムが戻る、という」


  歌唱評価

 CDにも収録されている
 JOQgiRl 3人それぞれの
 ソロバージョンをお聴きいただき
 栗原さん、渡辺さんに
 解説していただきました。

 小尾渚沙の場合

 昔ながらのアイドルの系譜(渡辺)
 ハスキーな成分がポイント(栗原)

(小尾)「(ハスキーと言われたのは)
     初めてです」


(栗原)「高い方・・・
     何キロっていうのかな。
     今、喋ってる声でも
     そこら辺にピークがあって
     心地よいですね、耳に」


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 八木菜緒の場合

 ひとりカラオケをやって
  歌い込んでる感じがわかる(渡辺)
 レコーディングでひとりだけ
  振りがついてた(中島)
 音域分布的に、3人の中で芯になり
  リードしている(栗原)

 西川文野の場合

 細かい"ちりめんビブラート"がある(渡辺)
 2人と違う、いい帯域を持っている
  言葉の頭の"しゃくる"ような
  成分が心地いい(栗原)

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 ▲緊張の面持ちで評価を聞く3人

  4人目の声

 『勤労感謝 to me!』には
 JOQgiRlの3人のほかに
 もうひとりの声が入っています。

(中島)「わたくしの声なんです」

 レコーディングの際
 「シャレで」歌った中島さんの歌声が
 加わったワケは・・・

 ♪ 明るく 楽しく 気持ちよく

 "大サビ"では、当初
 3人のコーラスで変化をつける
 構想だったそうですが、
 直前の"サビ"の
 コーラスの出来がよかったため
 続く大サビでの変化が
 少なくなってしまう――。

(栗原)「と思ってたところに
     中島さんが歌って
     『これ、いけるかもな』と
     スタジオで、思い付きで」


 もともと女声よりも低い男声の
 さらにその下の声を無理に出し
 後半は、密集和音/多重録音で
 ハモるように。

(八木)「中島さんの声が入ってくると
     締まった感じがして
     あそこから好きですよ」


(中島)「うちのカミさんに言わせると
     "上司が乱入してきちゃった"
     ここは男性陣が参加する
     というシステムです」


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  アレンジ法

 「アレンジ」で心がけたことは――?

 生楽器を多く使う(渡辺)
 歌詞の中のストーリーを
  音で順番にたどる(栗原)
 
(中島)「フルートが
     キュンと くんねんけども」


(栗原)「"通勤で出かける"シーンだから
     朝"鳥が鳴いてる"とか」


(渡辺)「最初も"寝起き"の
     ちょっと眠たい
     チェレスタのイントロが」


(西川)「♪ポポポ ポポポ♪
     のところ、好きです」


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  ファーストライブ音源♪

 楽曲作りにおける
 工夫や4人の声の役割などを
 伺ったあとは、3月27日の
 リリースイベントでのライブ音源を
 お聴きいただきました。
 
 会場の文化放送サテライトプラスの
 横を走る電車の音も聞こえ
 奇しくも「通勤電車」の歌詞がある
 歌の世界のリアリティが増した
 記念すべき
 ファーストライブバージョンです。

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(渡辺)「ライブでこれだけ歌えたら
     素晴らしいと思います」


(栗原)「振りをつけながら
     歌ってるんでしょう?
     すごいですね。素晴らしい!」


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 ▲ライブ音源に合わせ振り付け披露 / 上司乱入

  CD購入方法

 『勤労感謝 to me!』のCDは
 ショップQRのネット通販
 文化放送ショッピング
 お求めいただけます。

 また、4月6日(水)からは
 書泉グランデ(神田神保町)でも
 購入可能です。

 いずれも購入特典として
 JOQgiRlオリジナルブロマイド
 付きます。
 (購入方法に関する情報は放送日時点のものです)

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