3月19日のゲストは
巨人、中日で17年プレーした
元プロ野球選手の小田幸平さん。
三菱重工神戸から1997年ドラフト4位で
プロの世界に飛び込み、
キャッチャーとして所属した
巨人・中日両球団でエースピッチャーの
厚い信頼を得た小田幸平さんは
レギュラー捕手になれず
控え選手であり続けながら
プロ野球の平均選手寿命=約9年を
大幅に超える17年、選手生活を送り
チームのムードメーカーとして
選手やファンから愛されました。
放送では、厳しいプロの世界を
長年生き延びた小田さんの
"人間関係"の築き方や
覚せい剤取締法違反の罪で起訴された
清原和博被告のことや、
球界を騒がしている
選手間の金銭授受問題などについて
伺いました。
■ 人間観察 ■
グラウンドでただ一人、
ファールゾーンで守り、
8人の守備陣を見渡せることや
試合中は"現場監督"でいられる
「キャッチャー」は
人間関係・人間観察に興味があった
小田幸平さんにとって
打ってつけのポジションでした。
(小田)「僕にマッチした
"職場"かなと思いました」
小田さんは「人間観察」にために
乗る必要のない電車にあえて乗る
こともするそうで
職業・カップルの交際期間・・・など
さまざまな想像をかきたてるのだとか。
(中島)「やっぱりキャッチャーやわ。
キャッチャーはホンマ、
バッターをジロジロ見てる」
(小田)「バッターが構えてる時に
仕草で何を考えてるか
わかるんですよ」
「観察力」に加え「暗記」も得意で、
プロ野球の指導者にとって
大きな武器となる要素を
兼ね備えた小田さんは
将来のコーチ就任にも意欲的のようです。
▲兵庫出身の小田さんは選手の立場を離れれば
阪神ファンということで中島さんと意気投合
■ KKコンビと小田さん ■
PL学園で一世を風靡し
プロ野球の世界でも活躍した
桑田真澄・清原和博「KKコンビ」とは
巨人時代チームメイトだった小田さんに
二人とのエピソードを伺いました。
プロ1年目のキャンプで
桑田投手のピッチング練習で
キャッチャーを務めた際、
変化球を捕り損ね、
1軍のレベルの高さに
プロ入りを後悔しかけたそうですが、
それでも桑田投手からは
キャッチングをほめられ
(バッティングに興味がないなら)
「守備で生きていったらどう?」
と声をかけられました。
(小田)「そのひと言がなければ、
というものはありますね」
(小尾)「桑田選手に言われたら
自信になりますね」
現役時代の清原選手は、
小田さんの2軍降格が決まって
挨拶をすると、チーム内でただ一人
「お前がいないから寂しいやろ。
すぐ(1軍)上がってこい」
と声をかけてくれたそうです。
清原先輩の事件については
(小田)「社会のルールを
守らなかったことは残念だし、
絶対にいけないことなので、
一日も早く更生というか、
治療をして、
僕の中の清原和博さんにまた
お会いしたいなと思います」
■ 球界の金銭授受問題 ■
野球界では複数球団が
チームの勝敗と絡ませ
円陣での「声出し」で
金銭授受が行われたり、
ノックでエラーをした選手が
罰金を払ったりする慣習があったことが
明らかになりました。
中日では
「ノックでエラーをしたら、いくら出す」
という慣習はあったそうですが・・・
(小田)「罰金じゃないですよ。
中日はみんなでそのお金を
(社会福祉)施設に入れようと
募金みたいな形で
やってたんです」
(小田)「例えばジャンケンをして
どっちがジュースを買おう
というのと一緒ですよね。
感じはね。
お金が欲しいから(と)
賭博的な感じじゃないんです。
チームを盛り上げるために
してたとは思いますけどね」
■ 小尾ちゃんの"構え"の違いは OK! ■
『土曜の穴』では
中島信也さんとバッテリーを組み
『くにまるジャパン』では
野村邦丸アナウンサーと
コンビを結成する小尾ちゃん。
『くにまるジャパン』を聴き
邦丸アナを研究している中島さんは
小尾ちゃんに対して
『土曜の穴』登板(出演)時とは異なる
"構え"を発見。
(中島)「若干構えが違う感じがする」
(小田)「やっぱり、
人それぞれかえてやらないと」
(中島)「ピッチャー(パーソナリティー)によって
構えを変えてる感じが
あるんですね。
出すサインが違う感じ」
(小尾)「何パターンか(あります)」
■ 小田幸平さんの最新情報 ■
■著書『心を軽くする
超戦略的「人間関係」論』
(KKベストセラーズ/1,350円+税/2016年1月発売)
詳しくは こちら
小田幸平さんの最新情報は
KOHEI ODA Official Web Siteをご覧ください。