昭和の大横綱
北の湖理事長の訃報や
平成の大横綱・白鵬が
九州場所10日目に見せた
「猫だまし」に対する賛否両論など
「横綱」が世間の話題となりました。
横綱といえば・・・
中島信也さんが思い出したのは
揚げ菓子の「横綱」(ひねり揚げたおかき)。
"横綱あられ""横綱揚げ"
"ひねり揚げ"などの商品名で
販売されているお菓子。
中島さんはかつて
量が多いことが嬉しくて
遠足の時によく買ったそうです。
リスナーの方からのメールでも
定番の「塩味」のほかに
「フレンチサラダ」「明太子」
「チリ」・・・など様々な味の
商品が発売されている――という
投稿をいただきました。
(中島)「塩しか知らんかったわ」
(小尾)「いろんな味があるんですね」
「中島信也のクリエイターズコラム」では
中島さんにとって
CM監督の先輩・アラキさんが
仕事の提案の中で必ず
「北の湖」を絡めてくる――という
エピソードをご紹介。
角界では、人気者の高見山が
数多くCMに出演しましたが、
北の湖は"大横綱"として
圧倒的な強さを見せつけながらも
愛嬌があるとは言えず、
コマーシャル向きとは言い難い力士。
それでもアラキさんは
「車」のCM案では
北の湖が運転し、
「カメラ」のCM案では
北の湖が撮影し、
「ラーメン」のCM案では
北の湖が食べている――という
提案を続けました。
ある時は
出演タレントが指定されていても
北の湖を提案するほど徹底。
とうとう「北の湖案」は
禁止になったそうです。
(中島)「本当に北の湖がないと
プロデューサーや
広告会社のクリエイターは
『あれ?今回はないの??』」
中島さんが下積みの頃、
1年上の先輩に付いて
仕事を学んでいた時のお話でした。
▲番組構成作家の服部さんは
横綱の「猫だまし」には「NO!」
■ タイムマシンに乗って
今週は「1986年」(昭和61年)へ
タイムスリップ!
このコーナーでおかけした曲
・『シーズン・イン・ザ・サン』(TUBE)
BGM
・『愛は吐息のように』(ベルリン)
・『しあわせって何だっけ』
(明石家さんま)
中島さん27歳/小尾ちゃん-3歳
■ 1986年の出来事 ■
◆オリコンヒットチャート1位は
『CHA-CHA-CHA』(石井明美)
レコード大賞は
『DESIRE』(中森明菜)
◆チャールズ皇太子とダイアナ妃が来日
"ダイアナフィーバー"に沸く
◆CDの生産がLPレコードを上回る
◆パンダの赤ちゃん「トントン」誕生
◆大阪・藤井寺市の
梨田昌孝選手(近鉄)自宅建設予定地で
旧石器時代の
竪穴式住居跡が発見される
◆ファミコンソフト
『ドラゴンクエスト』発売
(中島)「復活の呪文を
ノートにメモして、
ほろ酔いでやると必ず間違えて
"復活"できなくて
そっちの難易度が高い
ゲームでしたけど、
ハマりました」
◆世界初のレンズ付きフィルム
「写ルンです」発売
(中島)「撮れる枚数『あと何枚や』
という感じが写真の価値を
高めていたのかな」
◆中島さん、新婚旅行兼ね
「カンヌ国際広告祭」へ
(現「カンヌライオンズ
国際クリエイティビティ・フェスティバル」)
◆FIFAワールドカップ メキシコ大会で
アルゼンチンが優勝
(日本はアジア最終予選で敗退)
◆話題のCMは
キッコーマン「ポン酢しょうゆ」
♪ しあわせって何だっけ
(明石家さんまさん出演)
(関口菊日出さん監督)
大日本除虫菊の防虫剤
「金鳥 ゴン」
(市川準さん演出)
"亭主元気で留守がいい"は
この年の流行語にも選出。
■ 中島信也の アナ ライズ
「バブってきましたで!バブル~!!な年」
■ 妄想五・七・五
■ 今週の優秀作品
買い過ぎて 猫にキャビアを 食べさせる
(つくば市 RN・つくばいち坊さん)
(中島)「贅沢ですね。
食べるかな?
でもね、浮かびます。
"とんぶり"やったりしてね
『キャビアちゃうやん、
とんぶりやん!』」
あなたの妄想や願望、ふと気づいたことなど
五七五で表現してください。
皆さんからの投稿をお待ちしています。
■宛て先:ana@joqr.net 「妄想五・七・五」の係
「優秀賞」に選ばれた方には
中島さんが作品を短冊に書いてプレゼント!
作品が紹介された方には
「トイレ川柳」の入賞作が掲載された
トイレットペーパー型トイレ川柳集を
差し上げます。
■今週の トイレ川柳
今年の第11回「トイレ川柳」から
『優秀賞』10句のうちの
3句を紹介しました。
買いやすい 店はトイレも 行きやすい
(中島)「言えてるかもしれない。
高級ブランドショップは
トイレ行きにくいですね」
言い足りぬ 事をトイレで 思い出す
(中島)「出すということに
関係してるんじゃないかと
思うんですよね。
出た瞬間に『あ!これ出すべきや』
というものが思い浮かぶ。
人類の生理でしょうね」
第11回の上位20句が掲載される
トイレットペーパー型川柳集
最新版が11月10日
「トイレの日」に発行されました。
トイレ川柳のウェブサイトからも
購入することができます。
(価格は 税込み350円)
TOTO トイレ川柳について詳しくは
こちら をご覧ください。
■ プレゼン!
プレゼンターが、今知っておきたい話題を
中島さんに"プレゼン"し、
中島さんは、その"プレゼン"に対して
★(星)を1~3個つけて判定します。
この日は文化放送・砂山圭大郎アナウンサーが
幇間(ほうかん)をプレゼン!
「幇」には"助ける"の意味があり
お客さん同士、あるいは
お客さんと芸者との間を
"助ける"のが幇間の仕事。
「太鼓持ち」ともいいます。
全国で7人という「幇間」が在籍する
東京浅草組合(通称"浅草見番")を訪ね
桜川七助さんにお話を伺いました。
▲桜川七助さんと
「呼ばれたらどこへでも行きます。
呼ばれないとどこにも行けない(笑)」
(桜川七助さん)
(砂山)「見た目は"噺家さん"ですけど、
お座敷に入った瞬間に
雰囲気を感じて、
その場にあった芸や話で
盛り上げるという
機転が必要なお仕事です」
代表的な芸は
"ジャパニーズパントマイム"
「屏風芸」
(屏風の裏にあたかも誰かがいるように振る舞う)
砂山アナは宴会芸を伝授され
生放送のスタジオで
(ラジオですが)「顔芸」を披露。
(砂山)「片手をお皿に、
片手で上唇を・・・」
(中島)「目の表情が
ちょっと怖いかもしれない」
(小尾)「忘年会にいいですね(笑)」
▲(左)七助さんの"カッパ" (右)"仁王像"
▲同じく、七助さんの"埴輪"
伝統を守る一方、
新たな取組として
幇間が浅草をガイドする
JR東海のツアー企画にも協力。
利用客は「幇間」とともに
『粋』な街歩きを楽しみ、
花やしきでの幇間の特別公演を
鑑賞することができます。
「西暦何年に何が建てられた――
なんてことは言わない。
町会の"無駄話"みたいな感じ・・・、
太鼓持ちの裏話をしたり」
(桜川七助さん)
一般の方向けの
幇間芸の講座として
七助さんの師匠
桜川米七さんによる
「幇間芸」稽古が
浅草見番で開催されています。
(毎週火曜日)
男女・年齢不問で、浴衣セット、
足袋、手ぬぐい、ステテコ持参。
参加費は 2,500円。
■ 中島信也の ★判定 ■
『★★★』(星三つ)
(中島)「"間"に立って
うまく場を作っていくって
すごく重要な位置づけの
仕事になると思うんです。
幇間じゃなくても、
自分を出さずに
場を取り持つということは
非常に値打ちがあると思います」
■東京浅草組合
■浅草見番公式サイト: こちら
■幇間芸 稽古などお問い合わせ
電話:03-3874-3131
(日・祝 定休/受付 10~22時)
ゲストコーナー「しんやの部屋」
「週刊 那須スタイル」の模様は
別記事でご紹介します。
■ 11月21日 お送りした曲
◆あまちゃん オープニングテーマ
◆シーズン・イン・ザ・サン / TUBE
◆福笑い / 高橋優
◆百万本のバラ / 渡辺えり
◆セント・エルモス・ファイアー
/ ジョン・ パー