この日のゲストは
クラシックギタリストの
村治佳織さん。
保育園の卒園文集で
"将来の夢"に
「ギタリスト」と書いたという
村治佳織さんは
中学2年の時に
ギターコンクールで優勝すると
15歳でCDデビュー。
その後、パリ留学、帰国後のソロ活動、
国内主要オーケストラや
ヨーロッパのオーケストラとも
数多く共演され
2003年には、日本人として初めて
イギリスの名門クラシックレーベル
「DECCA」と長期契約を結ばれました。
演奏活動のほか、
CM、テレビ・ラジオ番組、
エッセイの執筆など
幅広く活躍されている村治さんに
ギターの魅力、今後の展望、
さらにギター以外に
近年始められたことや
プライベートの過ごし方などを
伺いました。
■ 名曲のクラシックアレンジ ■
村治佳織さんは
クラシック曲のほかにも、
ポップスを
クラシック調にアレンジした曲も
数多く演奏されています。
放送では村治さんのアルバム
『プレリュード』に収録されている
『愛はきらめきの中に』
(オリジナルはビー・ジーズ)を
お聴きいただき、
スタジオは優美な空間に様変わり★
■ 水泳、書道、そして作曲 ■
「風邪をひいていても少しは弾く」
――とギターに触れない日はなかった
10代の頃と違い、
20代以降は時折
休みを設けるようにしたという
村治佳織さん。
近年は演奏以外のことに
時間を割くことが増え
「水泳」(クロールからバタフライまで!)
「古代文字書道」を始めたそうです。
また、演奏活動以外の
ゆったりする時間を得たことで
作曲を手がけるようにもなりました。
(村治)「ゆったりできて、
旅に行ったときに
メロディを書いてみたり・・・。
頭の中で音を想像して
五線譜に書いておくんです。
帰ってみて
"どんな響きがするかな?"
とギターで出してみて・・・」
(中島)「僕の作曲方法と
全然違いますね」
思いついたメロディを
スマートフォンに録音し
後からギターでコードを――
さらには語呂の合う言葉(歌詞)を
探していくのが中島流の作詞作曲法。
■ 五島列島 ■
村治佳織さんは2011年~2012年に
教会巡りをされたことをきっかけに、
約50もの教会が点在する
長崎県・五島列島に
関心を寄せているそうです。
(村治)「プライベートで
広報大使をしようかなと思って
事あるごとに
『いい所ですよ』と
お話しています」
やがて島民の方々との交流も生まれ
過疎化が進む小中学校で
ギターを弾いたり、
教えたりするにようにも――。
▲パンフレットを手に五島列島の思い出を語る村治佳織さん
■ ギタリストとしてのこれから ■
ギターの魅力のひとつは
様々なジャンルの音楽に
対応していること。
村治佳織さんは今後の展望として
これまで培った
「クラシック」のスタイルを
"軸足"に置きつつも
ジャンルにとらわれない活動を
展開していきたいそうです。
(村治)「自分の中で
ジャンル分けせずに、
今を生きている素敵な
ミュージシャンの方たちと
どんどん交流していきたいなと
思います」
(中島)「今度は
オリジナル曲のアルバムを
聴いてみたいですね。
そこでまた違うものが
にじみ出てくると
思うんですよね」
■ 村治佳織さんの最新情報 ■
村治佳織さんの最新情報は
村治佳織 オフィシャルホームページを
ご覧ください。