なかじましんや 土曜の穴

毎週 土曜日 11:00〜13:00
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ゲスト・にしゃんたさん

 この日のゲストは
 スリランカ出身の社会学者
 羽衣国際大学 教授の
 にしゃんたさん。

 旅先として人気が高まっている
 親日国・スリランカと日本との
 歴史的な関係や、
 旅での楽しみ方・魅力、
 お名前「にしゃんた」の意味、
 最新著書
 『ブッダと歩く神秘の国 スリランカ』
 (キノブックス/1,600円+税/2015年9月発売)
 ことなどを伺いました。

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  "自(字)他"共に認める 大変な名前

 にしゃんたさんは、
 高校生だった1987年に初来日。
 さらに立命館大学に入学、卒業後
 大学院へと進まれ
 経済学の博士号を取得。
 京都にお住まいで
 大阪の羽衣国際大学で
 教鞭をとられています。

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 本名は
 ジャヤシンハ・アーラッチラーゲー・
  トシタ・デーワップリヤ・
   ニシャンタ


(にしゃんた)
 「5つありまして
  この名前で日本で生きるとなると
  自他共に、大変なんです。
  んなもんで、最後の
  ニシャンタだけをとって
  生きてるんです」


 はじめの2つがファミリーネーム
 つづく2つがミドルネーム
 最後の「ニシャンタ」が
 ファーストネーム。

(にしゃんた)
 「役所で『フルネームで書きなさい』
  と言われて、指さされたマスが
  
(小さくて)
  "どないしたら書けんねん!"」


 ある時「にしゃんた」
 "ひらがな"で書いたところ
 「かわいい」
 好評だったことや
 "カタカナで書くべき"との声への
 反発心から
 ひらがな表記を続けたところ 
 やがて定着したそうです。

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 中島さんも
 漢字の「中島信也」
 姓名判断で
 「波乱万丈すぎる」そうで
 ひらがなにすると
 「吉・吉・吉・大吉!」となるほか、
 ソフトな印象にもなるため
 番組名『なかじましんや 土曜の穴』
 ひらがな表記にしています。

(中島)「この"にしゃんた"はいいですよ。
     本当に素晴らしい」


  世界一の親日国

(にしゃんた)
 「世界一の親日国ということで
  スリランカのことを覚えてほしいと
  強く思ってます」


 第二次世界大戦後、
 サンフランシスコ講和会議で
 敗戦国・日本に対して
 莫大な賠償や、領土の分割案が
 出されましたが
 後のスリランカ初代大統領
 ジャヤワルダナ氏が
 日本を救う演説を行いました。

(にしゃんた)
 「世界中でそこまで
  親日家の人はいません。
  "一番親日の国はスリランカ"
  という認識を
  共有したいと思います」


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 スリランカと日本との
 深いつながりは
 スリランカ国民には
 よく知られていますが・・・

(にしゃんた)
 「ものすごい"片想い"ですから。
  そこを"両想い"にせなアカンな
  というのが私の使命だと思っています」


(中島)「これは知るべき事柄だし、
     想われてることを
     まず知れば
     『なぜだろう?』と
     
(歴史を)知るからね。
     紅茶が有名なだけじゃなく
     日本と深い関係がある」


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  スリランカを楽しむ方法

(にしゃんた)
 「
(観光客の)皆さんが行かれているのは
  
(観光名所の)限られた場所。
  ぜひスリランカ人と同じ目線で
  回ってほしい。
  そっちの方がよっぽど楽しい
  ということを
(本を通じて)
  日本の方に紹介したかったんです」


 にしゃんたさんの最新著書
 『ブッダと歩く神秘の国 スリランカ』には
 美しい写真も
 数多く掲載されています。

(にしゃんた)
 「あらためて"いい所なんや"と
  思いました。
  写真見るだけでも
  吸い寄せられるような・・・」


(中島)「僕、吸い寄せられた!」

(小尾)「私も!」

(中島)「ただの観光ブックじゃない、
     心が癒される部分も
     いっぱいある。
     読むと、行ってみたいなと
     思いますね」


 にしゃんたさんが
 「ぜひ行ってほしい」という場所は
 スリランカ南西部の標高2,231mの山
 スリー・パーダ(アダムス・ピーク)

 山頂には仏足石があり
 宗派を超えた信仰の対象と
 なっているそうです。

(にしゃんた)
 「みんな仲良う 登ってはるんですよ。
  これが素敵です。
  頑張って登っていただきたいですね。
  富士山にイメージが似てる
  聖なる山ですね」


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 インドとモルディブに挟まれ
 両国の良さを併せ持つという
 スリランカ――。

 スリランカの旅をお考えの方は 
 にしゃんたさんの本を
 参考にしてみてください。

 著書『ブッダと歩く神秘の国 スリランカ』
  (キノブックス/1,600円+税/2015年9月発売)
  詳しくは こちら

 にしゃんたさんの最新情報は
 にしゃんた Official Siteをご覧ください。

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