この日のゲストは
作曲家・舞台音楽家の
宮川彬良さん。
土曜日は『玉川美沙ハピリー』の
「ハピリーくらしっく」にも出演されている
宮川彬良さんが
朝に続いてお昼も文化放送に登場♪♪
■ ビートルズ ■
中島信也さんとの共通点は
ビートルズが好きなこと。
当初は、長髪で汚い――と
悪印象を持っていた中島さんは、
中学校の同級生・タカイ君から
"キャロルやチューリップが
ビートルズの影響を受けている"と
聞いたことで、好印象に転換。
すでにグループは解散していましたが
ファンになりました。
一方、小学5年生の時(1971年)
解散を報じる新聞記事を目にしたことを
ハッキリ覚えているという宮川さんは
同級生・コイデ君から
映画『レット・イット・ビー』(※)に誘われ、
ビートルズの虜になりました。
(宮川)「『ゲット・バック』という曲が
延々流れるんですけど、
それが帰り、山手線の中でも
止まらなくて・・・」
(※)日本初公開は1970年
放送では、宮川彬良さんが
ビートルズの楽曲の中で最も好きな
『I've Got A Feeling』(アイヴ・ガッタ・フィーリング)を
おかけしました。
ビートルズを好きになり、バンドに憧れた
宮川さんは小学生ながら
カルテットを編成。
(宮川)「『練習だ!』とか言って
弾けないギターをやるのが
楽しかった!」
(中島)「完全になりきって、ね。
バンドがカッコよかった。
揉めたりするのが
ビートルズっぽかった。
"解散"とかするんですよ。
デビューもしてないんだけど」
■ オペラ『ブラック・ジャック』 ■
宮川彬良さんが作曲を手がけられた
浜松市民オペラ『ブラック・ジャック』が
8月30日(日)
アクトシティ浜松 大ホールにて上演されます。
かつて、手塚治虫さんの作品の中から
『ブラック・ジャック』の曲を
「無許可で作っちゃった」ことに始まり、
やがて吹奏楽へとアレンジ。
すると今度は、
オペラ化のリクエストが届き
「どうにも逃げられなくなっちゃって」
ついに歌劇に。
3~4分の曲や
40分(以上)の交響曲をとは違い
2~3時間の
"止まらない音楽"を作るには、
これまでの経験が
すべて必要になっているそうです。
(宮川)「オーケストレーション、
歌心――キャッチーなメロディ、
お芝居の心も必要じゃないですか」
(中島)「3時間のものというのは
3時間見ないと全体が見えないでしょ?
それで一つの大きな感動を
作っていかなきゃいけない・・・
素晴らしいです」
現在、作曲作業は
大詰めを迎えているそうです。
(宮川)「あとスコアが7ページできると
やっと完成なんです」
(小尾)「"世界初演"ということは
これからどんどん世界の国々で
上演されていくんですか?」
(宮川)「当たり前じゃないですか!
僕は一日だけのために5年もね、
机に(向かって)・・・
もうお尻が痛いですよ!」
(中島)「それはすごいね。
『世界でやるんだ』と
言うことはできるけど
本当にやるんだ、すごい」
(宮川)「言わないとやらないじゃないですか!
パリ・オペラ座、ミラノ・スカラ座、
それからニューヨークね、
やりますよ!」
■ 公演情報 ■
■第7回 浜松市民オペラ
「ブラック・ジャック」
■日時:2015年8月30日(日)14時開演
■会場:アクトシティ浜松 大ホール
■音楽監督・作曲・指揮:宮川彬良
■ウェブサイト: こちら
宮川彬良さんの最新情報は
作曲家・舞台音楽家
宮川彬良公式ウェブサイトをご覧ください。