ゲストにシンガーソングライターの
谷村新司さんをお招きしました。
中島信也さんのトーク・口調は
「谷村新司を思い出す」との声も多く、
中島さん自身もかつて
谷村さんのラジオ"ヤンタン"
『MBSヤングタウン』を聴いて
「DJ」になりたいと思ったというほど
影響を受けた憧れの人との共演が実現!
二人の、コテコテな大阪弁とは違う
やわらかく、おっとりな大阪弁トークで
笑いの渦に包まれました。
■ 面白がる ■
憧れの人を迎える中島さんにとって
この日の最重要課題は
"ラジオパーソナリティーとしての心得"を
しっかりと教ていただくこと。
アマチュアバンド
「ロック・キャンディーズ」を
結成していた谷村新司さんは大学生時代、
友だちを呼んでのコンサートで、
その"おしゃべり"の面白さが
毎日放送のプロデューサーの目にとまり
ラジオパーソナリティーへの道が
開けました。
テレビを「面白くない」と思った谷村さんは
テレビでは流れない曲を
ラジオでかけるように。
(谷村)「『きょうはオリコンの128位』
みたいなことをやってたんで
若い人たちは面白がって
聴いてくれてたのかな」
いったいどうすれば
谷村さんのように
面白いお喋りができるのでしょうか。
「何でも面白がること」(谷村)
好奇心が全く衰えず、
知りたいことは納得するまで
追いかけるという谷村さん。
(谷村)「子どもが『なんで?』って聞いて
大人が『こういうもんやねん』
って言うと
おとなしくなるじゃないですか。
おとなしくならないまま
今まで来た感じ」
(中島)「好奇心はあるんですけど、
恥ずかしくて聞けなかったり・・・。
思いきっていくわ、これから」
(谷村)「聞いた方がいいですよ。
意外な人が答えてくれたりするんで」
■ ドキドキと 好奇心 ■
谷村新司さんは毎日が楽しく
「ネガティブなことがほとんどない」そうです。
(小尾)「エネルギーは
どこからくるんですか?」
(谷村)「好奇心――。毎日ドキドキして、
きょうも中島さんと初めて会うから
ドキドキして、こういうのって、
一番ときめくんですよ」
(中島)「僕、いいものを授かりました。
"面白がる"ということですね」
■ 日本を知りたい ■
谷村新司さんの5年ぶりとなる
オリジナル・アルバム
『NIHON ~ハレバレ~』が
4月に発売されました。
日本の美しい情景を映し出した
ニューアルバムは、構想12年。
製作のきっかけは
中国の「上海音楽学院」で
教授を務めていた頃
「日本はどんな国?」と聞かれ
当たり前のことしか
答えられなかったことがあるそうです。
『日本』は「にほん」?「にっぽん」?
知っているつもりで
実はよくわかっていないことの多さに
好奇心に火がついた谷村新司さんは
それから「日本について」学ぶ日々を
送られます。
「鶴と亀はなぜおめでたいか」
「水引はなぜ赤と白なのか」
(谷村)「全部理由があって、
腑に落ちるまで12年間」
ようやく曲を『書ける』手ごたえを掴み
日本を歌う第1弾として
『NIHON ~ハレバレ~』が誕生。
このアルバムには、JR西日本の
「北陸新幹線
金沢・富山-東京開業キャンペーン」
CMソングとして人気の
『北陸ロマン』も収録されています。
放送では『北陸ロマン』『ハレバレ』を
お聴きいただきました。
■ コンサートツアー ■
「谷村新司コンサートツアー2015
NIHON~ハレバレ~」
6月以降、宮城、福岡、静岡、
神奈川、栃木、群馬、東京、
愛知、兵庫と8月1日まで続きます。
■東京公演 日程:7月15日(水)18:30開演
■会場:渋谷公会堂
そのほか谷村新司さんの最新情報は
SHINJI TANIMURA OFFICIAL SITEを
ご覧ください。