先週に引き続き、東京都八王子市で江戸時代から続く農家・中西ファームの七代目、中西雅季さんをスタジオにお迎えしました。
代を継ぐごとに新しいチャンレンジを続けてきたという中西家。雅季さんが始めたのはSNSでの発信でした。「農家がこんな面白いことをやってますよ、ってことを言いたかっただけなんです」という理由で始めたというInstagramですが、いまや固定ファンがしっかりついて投稿には多数の「イイネ」が集まります。最近では、農作業をしながら「今日はどんな写真をインスタにあげようか」と考えているという雅季さん。とにかくみんなに喜んでもらいたい！というのが願いです。
その「サービス」精神は中西ファームのHPのあちらこちらにも垣間見られます。
たとえば野菜の紹介。今が旬の夏野菜のコーナーを見てみると「フルティカトマト」の紹介に「あまりの美しさにルビーと間違える方多数！結婚指輪におススメのトマトです」とあってくすくす笑いながら読み進めると、「緑ナス」のところには「両面焼いて醤油をかけて食べるともう焼肉レベルです」と。（ここでたまらず大笑い！） 番組の中で紹介した際には「たぶん、調子に乗ってました」と照れ笑いされていましたが、たくさんの人を楽しませたり笑わせたりしていることと思います。
SNSにはご自身を含む仲間たちの姿をたくさんアップされています。その理由は「作っている人の顔が見られると安心感につながると思うから」。また、楽しそうにつくっている農家さんから買いたいと思ってもらえたら嬉しいという気持ちもあります。その願いは畑での直売会にもつながっています。毎週土曜日と日曜日の午前11時から午後1時までの2時間。畑の中で、作り手さんたちが「こういう食べ方がおすすめですよ」という説明をつけながら野菜を販売しています。さらに、農家直営の居酒屋「ごこお」もオープン！どうしてもロスが出てしまう野菜を加工することによっておいしく食べてもらいたいという真面目な願いとともに「面白そうだから！」という動機があるのが、まさに中西ファーム魂！ぜひみなさんもInstagramを「中西ファーム」でチェックして「楽しい輪」に入ってくださいね。
