第92回7月4日放送 ゲスト:カゴメ株式会社 野菜事業部 フィールドグループ課長 久保克己さん2021/07/11 07:00

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今朝のゲストはカゴメ株式会社 野菜事業部 フィールドグループ課長の久保克己さん。勤務地である茨城県の小美玉市とズームをつなぎました。
根本さんはカゴメと聞いてすぐに「わ!うちは毎日カゴメの野菜生活を飲んでる!」と嬉しそう。最初は子どもたちの野菜不足が心配で飲ませ始めたそうですが、今では「おいしいから」飲んでいる。それで、野菜も摂れて一石二鳥!とニッコリ。野菜不足だなぁと感じているかたは、ぜひカゴメのHPをご覧ください。「カゴメの食育」というテーマで、楽しくおいしく不足している野菜を摂るための様々な情報発信をされています。

さて、そんなわけで根本家もとってもお世話になっているカゴメさん。久保さんが所属されている野菜事業部というのは、いったいどんな役割を担っていらっしゃるのでしょうか。
「加工用の国産原料の調達業務です」----ということは、まさに、普段大好きでよく飲んでいるトマトジュースなどの原料を集めてくださっているということです。今はちょうど8月3日発売予定の「トマトジュース プレミアム」一斉出荷のためのトマトを入荷準備中。
久保さんは大学卒業以来、この道26年。学生時代にカゴメについて調べた際に、創業者が契約農家から事業をスタートさせたことに感銘を受け、入社後は契約農家のしくみをもっと進化させたい!という夢を抱いたそうです。願いがなって、今があります。「ほんとに幸せです」という久保さんの心のこもった一言が、とっても素敵でした。
契約農家になる大きなメリットは、「豊作貧乏」がないこと。市場で販売される農作物は、豊作になると単価が安くなり、時には廃棄せざるを得ないこともあるのですが、契約農家であれば「がんばった分だけ収入も上がる」のが嬉しいところです。2019年から2年続いた冷夏の影響でトマトが不作、その一方でトマト加工品の市場ニーズは高まっています。たとえば代表的な商品の一つとして、通販専用の「つぶより野菜」の需要の高まりなどがあります。「加工用トマト栽培をしてくださる農家さんをもっと増やしたい!」ということで、7月16日(金)に参加無料の「加工用トマト機械収穫契約栽培セミナー」をオンラインで開催予定です。詳しくはマイナビ農業のHPの中を「カゴメ セミナー」で検索してみてください。来週は、さらに詳しくセミナーのお話を伺います。

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