今朝のゲストは株式会社坂ノ途中が運営するコーヒー部門「海ノ向こうコーヒー」ご担当の舛田菜緒さん。京都とオンラインをつなぎました。
坂ノ途中は「100年先も続く農業を」をビジョンに掲げて、環境負荷の小さな農業の普及を目指して様々な活動をされています。農薬や化学肥料に頼らない農業を営む生産者さんの野菜やコーヒーをオンラインで販売。一つひとつにストーリーがある魅力的な商品が並んでいます。「坂ノ途中」という社名には、まだまだ成長途中であり、たくさんの農家さんやパートナーさんたちと一緒に未来に向かって歩んでいきたいという思いが込められているそうです。
舛田さんは、その中のコーヒー部門「海ノ向こうコーヒー」をご担当。その始まりは、大学時代に訪れたネパールにありました。もともと海外に興味があったという舛田さんはネパール人の友人の実家のある村で現地の方とお話しする中で、「高齢化」や「仕事を求めて若い人たちが村を出て行く」という現実を知ります。何とか解決したいと村の人たちと一緒に考えたのは「村に仕事を作ること」。どんな仕事がいいのか?----みんなで出した答えは農業、その中でも「コーヒーの生産」でした。
「コーヒーは飲み物としては好きでしたけど、作ることにはまったくの素人で...」という状況(20代の女性ですから、当然ですよね!)からのスタート。一緒に苗を植えるところから始めましたが、何もかもが手探り状態。そんな中で出会ったのが「海ノ向こうコーヒー」の人たちでした。いろいろな国でコーヒーづくりを支援してきたこれまでの経験から様々なことを教わることができたおかげで「前に大きく進みました!」
また、これをきっかけに舛田さんも「海ノ向こうコーヒー」のスタッフになりました。
そして、今年、ようやくネパールのコーヒーを少量ながら日本に輸入することができました。商品名は「ネパールのつぼみコーヒー」。現地のコーヒー農家さんの「まだ今はつぼみだけど、これからみんなで花を咲かせていきましょう」という言葉から名づけられました。オンラインで購入できますので、ご興味を持ってくださった方はぜひチェックしてみてくださいね。