第56回 10月25日放送 ゲスト:トゥルーバグループホールディングス株式会社代表取締役社長 小野隆一さん2020/11/01 07:00

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今週のゲストはトゥルーバグループホールディングス株式会社代表取締役社長であり、トゥルーバアグリグループ代表でもいらっしゃる小野隆一さん。
前日は九州でお仕事をされていたそうで、年中、全国を飛び回っていらっしゃいます。

社名の「トゥルーバ」というのは小野さんが考えた造語で「TRUVA=True Value Added」、つまり「真価創造」。
新しい価値を生むことならどんなことでもやろう、という想いが込められています。
小野さんの社会人スタートは都市銀行の銀行員。バブル期からバブル崩壊までを金融機関の中で経験し、
不動産の担保価値が下落したせいで資金調達に困る企業を多く見てきました。そんな中で「モノを担保として活用する」ということに活路を見出して
チャレンジしてみましたが、当時の日本ではまだまだ時期尚早だったといいます。ところが、その後転勤で赴任したアメリカでは
「モノが普通に担保になっている!」。これを日本に広めようと帰国し、その後アメリカのファイナンス会社に転職をして、
40歳のときにトゥルーバを起業しました。
最初に事業として行ったのがABL(Asset Based Lending)、つまり動産を担保にして貸し出しを行うマーケットの創出でした。
在庫や機械、売掛金や肉牛などの事業資産が担保になる!これは、それまでの日本の常識を覆す大きな転換でした。
ですが、不動産なら不動産鑑定士という専門家が評価できますが、一つひとつ違うモノを評価できる人は誰もいません。
小野さんたちトゥルーバのメンバーがやるしかない。一から勉強し、現場にも出かけ、時間をかけてノウハウと経験を積み上げていきました。
その結果、今では簿価額で5兆円規模の動産評価を行っています。単に「モノ」の値段だけではなく、課題やマーケットなども見据えたうえで事業性を
評価していることが金融機関の深い信頼を得て、取引先金融機関もどんどん増えると同時に、全国から持ち込まれる案件も激増中。
そういう流れで、アグリ=つまり農業を含む第一次産業にも深くかかわることとなり、トゥルーバアグリを立ち上げるに至りました。
......この話の続きは、来週をお楽しみに!

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