9月から博士課程に進んだ根本さん、「学生」さんですから、定期健康診断が大学であったそうです。厳重なコロナ対策の中での実施、
いろいろ戸惑いもあったそうですが、「個人的に嬉しいニュースが!」と満面の笑顔。なんと、身長が1センチメートル伸びていたそうです!
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そんな身長バナシで始まったこの朝、スタジオにご登場されたのはスラリと長身の素敵な女性。全国農業系サークルGOBO(ゴボウ)事務局長の市野史佳さんです。
まず、気になるネーミングの「GOBO」とは?から伺いました。
簡単に説明すると、農業に興味があり心惹かれている若手の社会人たちのコミュニティ。「部活みたいな感じ」という市野さんの言葉がありましたが、
実際、大学時代に農業系のサークルなどで活動していた人たちの横つながりを社会人になっても続けていきたいという想いでできたのだそうです。
「GOBO」を逆から読むと「OBOG」!そうなんです、大学の農業系サークルのOBOGたちの集まりなのです。
メンバーは、必ずしも今の時点で仕事として農業に携わっている人たちばかりではありません。現に、市野さんも農業とは関係のない一般企業に
お勤めです。それでも、農業と関わっていたい...、そんな農業や食への「熱」を持った人たちが大集合。どんな活動をされているのでしょうか?
「食と農業に関することでやりたいことなら何でもやってみよう」という方針で、今年、事務局長を務める市野さんはまさに推進の旗振り役。
参加しているメンバーたちそれぞれがやりたいことを実践したり、自分がやりたいことにみんなを巻き込んでいったり。今年はオンライン開催となった
「大合宿」は、参加者の交流だけでなく様々な企画のアイデアを共有し、熟成させる場所でもあります。仕事をしながらの事務局の活動は大変なことも
多そうですが、「新しい出会いが多くてとても楽しい!」とニッコリ笑顔の市野さんです。
もともと理科と生物が好きでなんとなく医学部を目指していた市野さんですが、「医食同源」という言葉に触れ、また、マンガ「もやしもん」で
農学部の存在を知っていたこともあり、大学は農学部を選択し、蚕の研究をしていたそうです。勉強の中で「食って大事だな」とますます実感し、
「それをつくっている農家さん」の存在への想いをどんどん深めていったのだそうです。来週はGOBOでの活動をさらに深掘りしていきます。