先週に引き続き、今朝のゲストは株式会社菊地農園塾(キクチファームスクール)の代表取締役社長、菊地康等さん。
「学びながら、働きながら」がモットーのキクチファームスクールでは、老若男女、いろんなバックグラウンドを持つ方々が一緒に畑仕事に取り組んでいます。「働き方はそれぞれの自由です」。
菊地さんの考え方の根底には「農業をもっと自由に」という想いがあるので、それぞれが自分の目的や状況に応じて自分自身で働き方を決めています。
キクチファームスクールで学びながら、別の法人の活動に参加する人もいれば、一日のうち数時間だけ農業に携わる人もいます。
第二の人生として農業を選んだ人の中には、サラリーマン時代に長時間労働やストレスなどで心身ともに疲れ切ってしまったという若者も。
でも、そんな彼らも、農業を通じて「寒い」「暑い」など日々の自然の変化をリアルに感じることで「人間らしくいられることの大事さ」に気づき、活き活きとした表情になっていくそうです。
悩みやぶつかる壁は尽きないし、毎日いろんなことがある。「それらを農業を通して解決したい」、きっと解決できると菊地さんは考えています。
また、「農業でちゃんと食べていける」ことが大事だという菊地さん。農業を、子どもたちが憧れる仕事にしたいという願いを胸にビジネスとしての農業をどんどん推進しています。
昔のように家族総出で働くというスタイルではなく、菊地さんの奥様は、まったく別の仕事に就いておられます。ただ、スタッフや研修生の誕生日に素敵なプレゼントを忘れないという気遣いに「女性ってすごい」と、
とても感謝しているそうです。
働く仲間たちとのコミュニケーションは「一緒にお酒を飲んで、一緒に笑う」!さらに、お花見やバーベキューなどの季節行事も盛りだくさん。
根本さんが「まるで家族みたい」だと感心する菊地農園塾の様子は、YouTubeで見ることができます。ぜひ、検索してみてくださいね。