先週に引き続き、今朝もFARMSIDE works 代表、阿部梨園マネージャーの佐川友彦さんにお越しいただきました。
農家の業務改善のための「阿部梨園の知恵袋」というサイトで300のノウハウやヒントを無料提供されています。いくつかの事例を伺ってみました。
まず、便利な会計ソフトの紹介。これはとても喜ばれたそうです。便利なソフトやサービスがどんどん出ていることは知っていても、どれを使ったらいいのかわからない、なかなか新しいものに手を出せない。
そんな悩みをズバリ解決!実際に使ってみた人からの細やかなアドバイスって、ありがたいですものね。
そして、多くの農家さんから相談される悩みのひとつが「どうしたら気持よく働いてもらえるか」「みんなの気持ちを一つにできるか」という働く人たちのモチベーションアップに関することだそうです。
この解決には、「情報を共有すること」が大事なんです!と熱く語る佐川さん。これまでは代表者のアタマの中にだけ入っていたノウハウや計画を「見える化」することで良い方向に変化するのだそうです。
また、スタッフのレベルアップのための環境づくりとして教材をそろえたりすることもおススメだとか。みんなで一緒に目標に向かって成長していけるって、とても素敵ですね。
パソコンが苦手なスタッフのために「ブラインドタッチ」のスコアを競うレースを企画したこともあると聞いて、根本さんはびっくり!「農業とどうつながるんですか??」
実は、農家経営にはパソコンを使う仕事も多いのです。でも、パソコン作業は「イライラします」「ストレスです」と避けたがるスタッフたち。
その原因を「入力に時間がかかる」ということだと突き止めた佐川さんのナイスアイデアがゲーム感覚でブラインドタッチを習得させるということだったのです。
負けず嫌いに火がついたのか、みんな、みるみる上達。今では「私たち、パソコンのできる農家です」と誇らしげなんだそうです。
「素敵な話ですね~」と、根本さんをはじめスタジオ周りからも大きな拍手。
「小さなつまづきポイント」を一つずつ解決していくことで「大きな悩み」も解決できる!これは、日常にも活かせそうなヒントですね。