2003.3.22 マーガレット ヒストリー

    マーガレットは、1963年4月に
週刊「マーガレット」として創刊されました。

 創刊後、「アタックNo.1」、「ガラスの城」、
「おくさまは18歳」などの大ヒットで部数を伸ばし続け、
‘69年には、発行部数117万部という
少女週刊誌では最大発行部数を記録しました。

1970年代、「マーガレット」に連載され、
大ヒットを記録した作品は、アニメ化されることで、
さらに幅広く人気を集めることになったのでした。
その代表例が、池田理代子先生の『ベルサイユのばら』。
この作品は宝塚で舞台化され、社会的なブームを巻き起こしました。
ほかにも、テニスまんがの金字塔『エースをねらえ』、
少女まんが初の本格的ギャグマンガ『つる姫じゃ〜っ!』なども
アニメ化され、大ヒットを記録しました。

 ‘88年、「マーガレット」は月2回刊行にリニューアル。
そして、‘92年、現在も好評連載中の
「花より男子」の連載がスタートします。
この作品はコミックス累計5000万部を超え、
空前の大ヒットを記録することになったのです。

創刊以来、「王道少女まんが」を生み出し続ける
「マーガレット」は、現在も、
『花になれっ!』などのヒット作で有名な
宮城理子先生の『ラブ・モンスター』、
大人気の初恋まんが『パフェちっく!』、
新時代アイドルまんが『苺チャンネル』、
かわいいふたごの赤ちゃんが活躍する『ぴよぴよファミリア』など、
一度読んだらクセになる、
明るくかわいく元気のいい作品を連載しています。

今年で創刊40周年。
世紀を超えて、世代を超えて支持され続けている「マーガレット」。
これからも、歴史と伝統ある「少女まんが」の王道を
私たちは楽しみにしています。




(取材・構成:大村)