2003.1.25 田中理恵ヒストリー

 田中理恵さんは、1月3日、北海道で生まれました。
幼い頃の理恵さんは、外で遊ぶのが大好きで、
虫取りに行ったり、鬼ごっこをしたりして遊んでいたそうです。
また、おこずかいをもらうと、
お菓子や文房具を買いに駄菓子屋さんへ行くという、とても活発な子供でした。

そんな理恵さんの、子供のころの夢は、「おもちゃ屋」さんになること。
高校時代にはおもちゃ屋さんでバイトをし、
世の中のおもちゃについて勉強をしたそうです。

中学・高校を経て、テレビゲームに興味を持った理恵さんは、
ある日、本屋で、運命のCDドラマと出会います。
それは、「CDシアター ドラゴンクエストシリーズ」。

このCDドラマを聴いて、声優という職業に興味を持った理恵さんは、
『声優として仕事がしたい』と思うようになり、専門学校に進学。
当時を振り返り、
「休みの日もレッスンに行っていたので、
友達と遊べずに寂しい思いをしたけれど、
『声優』というお仕事にかけていた。」
という理恵さんの努力は実を結び、
声優として大活躍していくことになるのでした。
鋼鉄天使くるみ・サキ役
花右京メイド隊・マリエル役
ちょびっツ・ちぃ役
おとぎストーリー 天使のしっぽ・キンギョのラン役
あずまんが大王 THE ANIMATION・水原暦役
.hack//SIGN・モルガナ役
りぜるまいん・八千草響子役
円盤皇女ワるきゅーレ・真田さん役
機動戦士ガンダムSEED・ラクス・クライン役
など、お嬢様タイプのキャラからツッコミ役まで幅広い役を演じ、
声優としての地位を確立しました。
理恵さんの魅力のひとつは、私たちを癒してくれる「透明感のある声」。
その声は、多くのミュージシャン、
サウンドプロデューサーから高い評価を受け、
今月3日、理恵さんの誕生日にリリースされた
オリジナルアルバム「24wishes(ウィッシーズ)」では、
理恵さんの魅力が十二分に表現されています。

座右の銘は『何事も初心を忘れず』。
これからの夢は、『洋画の吹き替えやテレビの仕事にもチャレンジしたい』
という理恵さん。

アニメで洋画で街角で、
いろんなところで理恵さんの「透明感のある声」を聴かせてください。







(取材・構成:大村)