東日本大震災から8年 特集・特別番組のご案内

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2011年3月11日に起きた東日本大震災から8年が経とうとしています。文化放送は、この出来事を風化させないために、そしていざという時に備えての意識と行動を忘れないためにも、今年も震災について取り上げ、被災地の今と防災について今一度見つめ直します。

《特別番組》

文化放送サタデープレミアム
『シリーズ被災地の真実
双葉高校野球部 僕らの延長戦』

放送日:2019年3月9日(土) 午後7時00分~7時55分
ナレーション:あばれる君

東日本大震災にともなう東京電力福島第一原発の事故で全ての町民が避難し、96%が「帰宅困難地域」に指定された双葉町。そこにあった福島県立双葉高校は、夏の甲子園に3回出場した野球名門校でした。
しかし、双葉高校は震災後、県内のサテライト校4校に分かれ、野球部員もばらばらに避難、練習を続けることが出来なくなりました。それでもメンバーや監督、マネージャーらは「もう一度野球をやろう」と互いに連絡を取り合って再結集し、逆境の中で練習を重ね、震災後、初めての夏の県大会初戦に5回コールド14対0で勝利します。

文化放送 報道班は、この双葉高校野球部員を現役時代から取材してきました。
今回の番組はメンバー皆に愛されてきた元マネージャー水野谷瀬里さんが、当時のメンバー一人ひとりと再会、互いに「あれから」と「これから」を語り合うことで、「福島でどう生きていくか」自分なりの答えを見つけうようとする姿を密着取材、福島出身の若者の素顔を伝えます。


文化放送サタデープレミアム『シリーズ被災地の真実 双葉高校野球部 僕らの延長戦』

 

《各番組での特集》

『The News Masters TOKYO』

The News Masters TOKYO 震災企画「岩手・宮城・福島での新たな取り組み」

The News Masters TOKYO(月~金曜 午前7:00~9:00放送)では、3月12日(火)~15日(金)の4日間、8時23分頃からのコーナーで、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手・宮城・福島3県で始まっている新たな取り組みを紹介します。

3月12日(火)「被災した校舎を残し、悲惨さを伝える ~宮城県気仙沼市階上地区」
大津波の被害を受けた宮城県気仙沼市階上(はしかみ)地区で、気仙沼向洋高校の校舎が震災遺構として保存されました。
当時の状況を伝える「伝承館」が3月10日にオープンします。
保存を進めた地域の方々の思いを伺います。

3月13日(水)「 " フードテック " でブランドイチゴによる再興 ~宮城県山元町」
イチゴの産地・宮城県山元町で、ベテランのイチゴ農家の知見とIT技術を組み合わせた " フードテック " を活用したイチゴ作りが始まっています。
新規就農者を募り、町に雇用を生む仕組みとは。

3月14日(木)「シャッター商店街をリノベし交流の場に ~岩手県釜石市」
東日本大震災をきっかけに釜石の復興に携わるようになった方が、シャッター商店街をリノベーションすることで賑わいを取り戻そうとしています。
目指すは、地域の住民と観光客の交流の場になるような商店街です。

3月15日(金)「大学生とともに " 農ある暮らし " の復活を ~福島県飯舘村」
東京電力・福島第1原発事故により、一時全村避難を強いられた福島県飯舘村は、2017年3月末に一部地域を除いて避難指示が解除されました。
町に「農業のある暮らし」を取り戻すため、明治大学の学生が支援を行っています。

番組サイト:The News Masters TOKYO

『くにまるジャパン極』

くにまるジャパン極(月~金曜 午前9:00~午後1:00放送)は3月11日(月)の放送で、「東日本大震災から8年 あの日、届けたかった想い」をテーマに、宮城県女川第一中学の生徒が俳句に込めた想い(10時台、11時台のゲストコーナー「極シアター」で放送)と、被災地に石油列車を走らせた鉄道マン達の奮闘(午後0時7分頃からの「本屋さんへ行こう!」で放送)を紹介します。

3/11 女川一中生が17文字に込めた想いとは(前編)
3/11 女川一中生が17文字に込めた想いとは(中編)
3/11 女川一中生が17文字に込めた想いとは(後編)
津波の被害で多くの犠牲者を出した宮城県女川町。その女川第一中学で2011年の5月と11月に俳句の授業が行われていた。 その授業の様子を取材し、句の背景がまとめられた一冊の本「女川一中生の句 あの日から」がある。その本に並ぶ多くの句達は、あの日から八年が経過しようとしている今も強烈なメッセージを放ち、読む者の心を強く揺さぶる。当時授業をした先生、取材で向き合った新聞記者に話を会い、生徒達がどんな心情で17文字に向き合っていたのかを改めて聞く。また、現在は大学二年生となった元生徒に現在の心境で一句詠んでもらい、当時の句との対比から8年の時間経過をリスナーと共に考えてみたい。

3/11 石油列車を走らせろ 鉄道マン達の奮闘
東日本大震災発災後、高速道路網・鉄道網が断絶し被災地へのエネルギー供給が絶望的な状況に。ガソリンスタンドには長蛇のクルマの列、そして東北の冬の寒さをどう乗り切るのかは喫緊の課題だった。JR貨物は石油を貨車に積む " 石油列車 " で被災地へ燃料を届けることを急遽決意したが...。
貨車が足りない・急勾配で貨車を走らせていない磐越西線を使わなければならない。運転士もその区間を運転したことがない。数多くの困難が立ちはだかる中、石油を何としても届けるという想いで奔走した鉄道マン達の奮闘に迫る。

※当日は通常コーナーの一部の内容を変更し、それぞれ約30分間にわたって放送します。


番組サイト:くにまるジャパン極

『大竹まこと ゴールデンラジオ!』

大竹まこと ゴールデンラジオ!(月~金曜 午後1:00~3:30放送)は、
3月11日から15日までの5日間、午後2時冒頭のコーナー「ザ・ゴールデンヒストリー」で
「東日本大震災 それぞれの8年」と題し、震災後を生きる5人の方のドラマを、大竹まことが渾身の朗読で伝えます。

3/11 ゴールデンヒストリー
3/12 ゴールデンヒストリー
3/13 ゴールデンヒストリー
3/14 ゴールデンヒストリー
3/15 ゴールデンヒストリー

また3月11日の放送では、ゲストコーナー「大竹メインディッシュ」にルポライターの吉田千亜さんをお招きし、
オリンピックと復興の掛け声のもと忘れられた被災地の姿を伝えます。

3/11 大竹メインディッシュ

番組サイト:大竹まこと ゴールデンラジオ!

『斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!』

斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!(月~金曜 午後3:30~午後5:50放送)は3月11日(月)に「福島応援企画」を放送します。番組キャスターの斉藤一美が福島市~飯舘村方面を取材し、復活した飯舘のうどん店から生中継レポートを行う予定です。また報道記者も各所へ赴き、郡山市~田村市方面の取材レポートを行います。

3/11 福島応援企画

番組サイト:斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!

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